文献

J-GLOBAL ID：201702229376188317   整理番号：17A0831658

酸素キャリアとしての溶融酸化鉄を用いた高温度化学ループ燃焼の熱力学的可能性【Powered by NICT】

Thermodynamic potential of high temperature chemical looping combustion with molten iron oxide as the oxygen carrier

著者 (3件)： Jafarian Mehdi (Centre for Energy Technology, School of Mechanical Engineering, The University of Adelaide, Adelaide, SA 5005, Australia) ,  Arjomandi Maziar (Centre for Energy Technology, School of Mechanical Engineering, The University of Adelaide, Adelaide, SA 5005, Australia) ,  Nathan Graham J. (Centre for Energy Technology, School of Mechanical Engineering, The University of Adelaide, Adelaide, SA 5005, Australia)
資料名： Chemical Engineering Research and Design  (Chemical Engineering Research and Design)
巻： 120  ページ： 69-81  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0282A  ISSN： 0263-8762  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： メタンの燃焼のための酸素キャリア(OC)として溶融鉄スラグを用いた化学ループ燃焼(CLC)システムの熱力学ポテンシャルを報告した。二相互接続気泡塔反応器の配置を,1350~°Cの推定温度に加圧された高温ガス流の加熱を容易にするために空気と燃料反応器の妥当な配置として提案した。このアプローチは,連続した還元および酸化(レドックス)サイクルから生じる粒子破壊,摩耗,凝集および構造変化のような従来のCLCシステムに用いる固体OCの使用に関連した技術的課題を回避する可能性がある。しかし,適切な材料選択とLOCの凝固のような溶融金属酸化物の処理に関連した代替課題,完全同定,解決するために,更なる研究が必要であることをもたらした。プロセスはMATLABとHSC化学7.0ソフトウェアを用いて開発され,公表されたデータと比較してコードを用いてモデル化した。モデルは97%以上の燃料変換効率を,酸素キャリアとして溶融酸化鉄で達成できることを推定し,10~ 6以下の生成ガス中の鉄と鉄酸化物のモル分率と共に使用した。液体酸素キャリア,燃料流量への蒸気と操作圧力のモル比に対する感受性も報告した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 流量 ,  酸化還元反応 ,  *鉄 ,  反応器 ,  *熱力学 ,  モル比 ,  モデリング ,  摩耗 ,  *酸化鉄 ,  モデル ,  相互接続 ,  *高温 ,  アルカン
準シソーラス用語： *化学ループ燃焼 ,  *酸素キャリア , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 化学ループ燃焼 ,  酸素キャリア ,  炭素捕獲 ,  CO_2分離 ,  発電

分類 (1件)： 燃焼一般  (XE04010W)

物質索引 (1件)： メタン

タイトルに関連する用語 (7件)： 酸素キャリア ,  溶融 ,  酸化鉄 ,  高温度 ,  化学ループ燃焼 ,  熱力学 ,  可能性