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J-GLOBAL ID:201702230445086132   整理番号:17A0040991

Kontum地塊のDai Loc花崗岩質岩コンプレックスのジルコンのU-Pb年代とHf同位体組成及び全岩地球化学:古生代前期の地殻進化についての推論

U-Pb ages and Hf isotopic composition of zircon and bulk rock geochemistry of the Dai Loc granitoid complex in Kontum massif: Implications for early Paleozoic crustal evolution in Central Vietnam
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資料名:
巻: 111  号:ページ: 326-336(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: G0150B  ISSN: 1345-6296  CODEN: JMPSCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ベトナム中央部Kontum地塊北部は,インドシナにおける最も鍵となる構造及び鉱床生成テレーンの一つで,地塊の古生代前期のバソリスの主要部分を構成するDai Loc花崗岩質コンプレックスを含む多数の火山-深成コンプレックスから成る。Dai Locコンプレックスの岩石は花崗閃緑岩と花崗岩である。地球化学的にはそれらの岩石はサブ-アルカリ質で高カリウム系列に属する。それらは0.76-1.19という中程度のアルミニウム飽和指数(ASI)を示し,Mg#値は23-39と低い。岩石から分離したジルコン粒子は-0.7~+4.8に渡る高いεHf(t)値と0.9~1.1Gaという古いHfモデル年代(TDM)を有する。これらの特徴と微量元素特性から,その起源はマントル由来物質が添加した地殻原岩の部分溶融に由来すると考えられる。2試料についての,レーザー照射型誘導結合プラズマ質量分光測定(LA-ICP-MS)によるジルコンU-Pb分析の結果,花崗岩の定置年代は423±2.2及び427±9.9Maであった。本地質年代データは中央ベトナムにおける古生代初期の地殻進化についての証拠である。(翻訳著者抄録)
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著者キーワード (4件):
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岩石圏の地球化学一般  ,  深成岩 
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