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J-GLOBAL ID：201702239663313555   整理番号：17A0718918

超分子構造に依存する有機多形の熱活性化遅延蛍光(TADF)特性

Supramolecular Structure-Dependent Thermally-Activated Delayed Fluorescence (TADF) Properties of Organic Polymorphs

著者 (9件)： ZHANG Yuewei (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  MA Huili (Tsinghua Univ., Beijing, CHN) ,  WANG Shipan (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  LI Zhiqiang (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  YE Kaiqi (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  ZHANG Jingying (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  LIU Yu (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  PENG Qian (Inst. of Chemistry, Chinese Acad. of Sci., Beijing, CHN) ,  WANG Yue (Jilin Univ., Changchun, CHN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 120  号： 35  ページ： 19759-19767  発行年： 2016年09月08日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多形を持つ,3-(10H-フェノキサジン-10-イル)-9H-キサンテン-9-オン(3-PXZ-XO)が合成され,それらのTADF特性が評価された。3-PXZ-XOに基づく三種類の多形結晶が得られ,それぞれ異なる,最強発光波長,光ルミネッセンス量子収率,励起状態の遅延寿命を持ち,異なるTADF特性を示した。これらの実験結果,および,X線結晶構造解析と密度汎関数法の結果に基づいて,三種類の多形結晶の構造は,隣接するドナー面とアクセプタ面間の分子間π-πスタッキング相互作用を示し,これらの超分子構造の違いが,異なるTADF特性の主要因となっていることが明らかにされた。効率的なTADF特性を示す材料設計には,分子構造と分子充填構造の両方が重要である。

シソーラス用語： *多形 ,  *超分子構造 ,  *遅延蛍光 ,  酸素複素環化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  光ルミネセンス ,  量子収量 ,  励起状態 ,  寿命 ,  結晶構造解析 ,  密度汎関数法 ,  分子間相互作用 ,  キサンテン類 ,  フェノキサジン類 ,  *熱活性化遅延蛍光 ,  励起寿命 ,  スタッキング相互作用
準シソーラス用語： π-πスタッキング ,  *結晶多形 ,  量子収率

分類 (2件)： 有機化合物のルミネセンス  (BM08094A) ,  複素環式化合物の結晶構造  (BK08030Q)

物質索引 (1件)： 3-(10H-フェノキサジン-10-イル)-9H-キサンテン-9-オン

タイトルに関連する用語 (4件)： 分子構造 ,  多形 ,  熱活性化遅延蛍光 ,  TADF