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J-GLOBAL ID:201702240275464320   整理番号:17A0705585

マルチフェロイックBiFeO_3 DyFeO_3固溶体における調整可能な磁極反転【Powered by NICT】

Tunable magnetic pole inversion in multiferroic BiFeO3-DyFeO3 solid solution
著者 (9件):
資料名:
巻:号: 16  ページ: 4063-4067  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2383A  ISSN: 2050-7526  CODEN: JMCCCX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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強磁性体では,磁気モーメントは一般的に逆極性の十分に高い外部磁場を印加することにより逆転させることができる。一方,温度は,通常,磁気モーメントの大きさよりも,その符号あるいは極性(最も磁石は,磁気相転移温度以下に冷却すると磁化の単調な増加を示す)に影響を及ぼすことが知られている。結果として,温度誘起磁化反転(すなわち磁極反転)は,古典的な金属または金属酸化物磁石の磁化の熱力学を制御する際に遭遇する極端な困難さのために,適切な理解と説明を欠く非常に稀な現象である。ここでは,マルチフェロイック(1 x)BiFeO_3 xDyFeO_3固溶体(合金)における異常な磁気極反転挙動,固溶体中の磁気イオンDy~3+の濃度を変えることによって調整できるを報告した。温度誘起磁極反転は広い組成範囲(x=0.14 0.90)で起こることが分かった。さらに,フェライトで初めて,多重磁極反転を高Dy~3+濃度の固溶体化合物で観察された。著者らの結果は,温度と組成誘起磁極反転とそれに関連した現象のより良い理解を提供し,磁気とマルチフェロイック材料のための新しい応用の可能性を指摘した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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無機化合物一般及び元素  ,  金属結晶の磁性 
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