文献

J-GLOBAL ID：201702247457896272   整理番号：17A0475676

熱電特性を改善する効果的キャリア散乱機構の調整【Powered by NICT】

Tuning the carrier scattering mechanism to effectively improve the thermoelectric properties

著者 (11件)： Shuai Jing (Department of Physics and TcSUH, University of Houston, Houston, TX 77204, USA. [e-mail]) ,  Mao Jun ,  Song Shaowei ,  Zhu Qing ,  Sun Jifeng ,  Wang Yumei ,  He Ran ,  Zhou Jiawei ,  Chen Gang ,  Singh David J. ,  Ren Zhifeng
資料名： Energy & Environmental Science  (Energy & Environmental Science)
巻： 10  号： 3  ページ： 799-807  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2306A  ISSN： 1754-5692  CODEN： EESNBY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高い熱起電力因子は潜在的に高い性能指数ZTを可能にするだけでなく,大きな出力パワー密度に導き,従って力率を改善するための効果的な方法を見出すために重要である。キャリア散乱機構(例えばイオン化散乱)の操作に関する以前の報告は,主にSeebeck係数を向上に焦点を当てた。とは対照的に,ここでは,n型Mg_3Sb_2ベース材料におけるキャリア散乱機構を調整することによって,Hall移動度を改善し,~19から~77cm~2V~ 1s~ 1に著しく,3倍力率を増加させ,~5から~15μW cm~ 1K~ 2に実質的にできることを実証した。移動度の増加はイオン化散乱はイオン化と音響フォノン散乱の間の混合散乱,キャリアを散乱それほど効果的にに変換されていることを理由に起因した。移動度を向上させるキャリア散乱機構を調整する戦略は広く良好な熱電性能を達成するための種々の材料系に適用可能である。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 移動度 ,  性能指数 ,  *散乱 ,  *キャリア散乱 ,  力率 ,  Hall移動度 ,  熱起電力 ,  フォノン ,  輸送係数 ,  非弾性散乱 ,  エネルギー密度 ,  *機構 ,  *電気特性 ,  Seebeck係数 ,  イオン化散乱 ,  音響フォノン ,  *散乱メカニズム
準シソーラス用語： 電力密度 ,  *熱電特性 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： エネルギー変換装置  (LC01020U) ,  熱電デバイス  (NC03090J)

タイトルに関連する用語 (2件)： 熱電特性 ,  キャリア散乱