文献
J-GLOBAL ID:201702254916211463   整理番号:17A0469284

地球マングローブ及び塩性湿地の炭素収支における根の分解の役割【Powered by NICT】

The role of root decomposition in global mangrove and saltmarsh carbon budgets
著者 (3件):
資料名:
巻: 166  ページ: 53-63  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0834A  ISSN: 0012-8252  CODEN: ESREA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,根の分解の運転者とマングローブと塩性湿地における炭素(C)収支におけるその役割を決定することを目的とする。マングローブと塩性湿地,C収支への寄与,根の分解のパターンをレビューし,多重回帰モデルを用いた気候(気温と降水量),位置的因子(緯度),時間(崩壊周期)と生物的(生態系型)運転者の影響。ベストフィットモデルはマングローブと塩性湿地根崩壊率における変動の50%と48%を説明した。生物的,気候的,地理的および時間的運転者の組み合わせは根の分解速度に影響した。降雨と緯度が塩性湿地における根の分解速度に最も大きな影響を与えた。マングローブに関して,森林タイプが最も重要である分解は他のタイプよりも河川マングローブの方が速かった。Avicennia marinaと塩湿地種Spartina maritimaとPhragmites australisマングローブ種は最高の根の分解速度を有していた。マングローブの根の分解速度は大西洋東部太平洋地域(0.13%day~ 1)よりもインド西部太平洋地域(平均0.16%day~ 1)でわずかに高かった。マングローブ根の分解速度は,間隙水塩分と負の指数関数的な関係を示した。マングローブでは,大域的根の分解速度は個々の研究における速度の中央値(および0.14%day~異なる緯度におけるマングローブの区域で調整後 1)に基づく0.15%日~ 1であった。塩性湿地では,大域的根の分解速度は平均0.12%day~ 1(必要な緯度地域のための調整)しなかった。根分解の量の全球推定はマングローブ(8TgCyr~ 1緯度による地域で調整)における10TgCyr~ 1と塩性湿地における31TgCyr~ 1であった。ここで報告した局所根C埋没速度はマングローブ(,58 61TgCyr~ 1緯度による地域で調整)と塩性湿地の191gcm~ 2年~ 1LI54gCm~ 2年~ 1であった。これらの値は,これらの生息地で報告されている堆積物C蓄積速度の24.1 29.1%(マングローブ)及び77.9%(塩性湿地)を説明した。大域,死んだ根C生産はマングローブと塩性湿地に貯留された堆積物の重要な供給源である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
堆積環境,層相  ,  中生代  ,  海洋地質学 

前のページに戻る