抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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【目的】単核マクロファージは免疫系において重要な役割を果たし,単核マクロファージの食作用に対する選択的影響について検討した。【方法】雌のニワトリの290日齢において,G0世代の500匹の個体群(雌ニワトリ400匹,雄100匹)の食作用指数(PI)を測定し,PIの大きさによって強い食作用群(HPIG)と弱い貪食力群(LPIG)に分けた。2×102交配の組合せを確立した。HPIG♂♂××HPIG♀♀(強公母母集団),LPIG♂♂××HPIG♀♀(弱雄親母集団),HPIG♂♂××LPIG(♀弱)母集団,LPIG♂♂××LPIG♀(弱公母母集団)。400羽の1日齢のG1世代ニワトリ(各群100匹、雄親半分)をランダムに選び、そのうち360匹はIBVM41ウイルスを含むニワトリ胚尿嚢液を接種し、40匹を対照とし、14日間連続観察し、死亡数を記録し、パラフィン切片を作成してHを行った。E.染色を行い,赤血球凝集阻害試験(HI)により15日間の生存ニワトリの抗体力価を測定した。G1世代ニワトリの20週齢において、母鶏12匹を選び、その中で強いグループの雌鳥の子孫は6匹、弱いグループの雌は6匹で、ウイルスの模擬物PolyIを用いた。invitroで培養した単球を培養し,蛍光定量PCR法によりサイトカインと主要組織適合性複合体(MHC)mRNAの発現レベルを測定した。【結果】G0世代における異なる個体は,異なる起源の赤血球に対する異なる食作用能力を持ち,G0世代の個体の食作用指数を測定することにより,交配組合せを確立し,G1世代ニワトリを得た。G1世代ニワトリに対するIBVの毒性試験の結果は,強い母集団の死亡率(33.3±0.05)%が弱い母集団(55.6±0.05)%より有意に低く,他の2つの組合せの死亡率は上記の値の間にあることを示した。弱い母集団は(43.3±0.05)%で,強い弱い母集団は(47.8±0.05)%であった。雌鶏の子孫に対する影響は雄鶏より大きく、強母集団の死亡率(38.3±0.04)%は弱母集団(51.7±0.04)%より明らかに低かった。攻撃群はIBVのM41ウイルスを接種した3日後に咳、呼吸困難、食欲減退、精神沈滞などの臨床症状を示し、病死鶏の気管と腎臓のH.Eに対する影響を示した。染色結果は典型的な病巣が見られ、気管上皮細胞の壊死が脱落し、尿細管上皮細胞の空胞変性などが見られたが、対照群はいずれも臨床症状と組織病変がなかった。198匹のウイルスに対する抗体価の測定結果により,強い母集団の抗体価(8.45±0.07)は,弱い母集団(8.10±0.08)より有意に高いことが示された。ウイルス模倣物PolyIを用いた。invitroで培養された単球は,2時間後にCで刺激された。強い貪食力個体(強い母集団の子孫)のサイトカインIFNγとIL-1βの発現量はそれぞれ弱い貪食力個体(弱い母集団の後代)の5.14倍(P<0.05)と2.41倍(P<0.05)であった。MHCIの発現量は,弱い食作用個体のそれより有意に高かったが,MHCIIの発現には有意差がなかった。[結論]invitroで培養した単球の食作用を測定することにより、貪食指数の高さによって交配の組合せを確立し、強い貪食力を持つ雌鳥の子孫の死亡率は弱い貪食力の雌の子孫より明らかに低かった。抗体価,サイトカイン(IFNγ,IL-1β)およびMHCIの発現レベルは,弱い貪食力をもつ雌ニワトリのそれより有意に高く,強い貪食力をもつ雌ニワトリは,IBVに対する強い抵抗性を示した。そのため、単核マクロファージの貪食能力は抗IBV系統を育成する指標として用いることができる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
