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J-GLOBAL ID：201702264671703895   整理番号：17A0326013

ニトリド鉄Ca_6Li_0 5Fe_0 5Te_2N_3における稀な一価鉄イオンの磁気モーメントとスピン状態転移【Powered by NICT】

Magnetic moment and spin state transition on rare monovalent iron ion in nitridoferrate Ca₆Li_0.5Fe_0.5Te₂N₃

著者 (7件)： Yan Xun-Wang (School of Physics and Electrical Engineering, Anyang Normal University, Anyang 455002, China. [e-mail]) ,  Huang Zhongbing ,  Zhang Chunfang ,  Gao Miao ,  Chen Lei ,  Zhong Guohua ,  Lin Hai-Qing
資料名： Journal of Materials Chemistry C. Materials for Optical, Magnetic and Electronic Devices  (Journal of Materials Chemistry C. Materials for Optical, Magnetic and Electronic Devices)
巻： 5  号： 3  ページ： 733-737  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2383A  ISSN： 2050-7526  CODEN： JMCCCX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 第一原理シミュレーションにより,低スピン(S=1/2)状態への高スピン(S=3/2)からのFeイオンのスピンモーメント,軌道モーメント及び圧力駆動スピン状態遷移を含むCa_6(Li_0 5Fe_0)Te_2N_3の磁気的性質を研究した。スピン分極計算が正しくCa_6(Li_0 5Fe_0)Te_2N_3は0.49eVのバンドギャップを有する磁性半導体であることを明らかにした。3D~7配位のFeイオンの周りのスピンモーメントは3.0μ_Bで,軌道モーメントは0.15μ_Bであり,実験によって提案された大きな軌道モーメントとは反対であった。圧力の増加と共に,3からμ_B1μ_B Feモーメント崩壊と低スピン状態転移と高スピンは18GPaで起こり,半導体-金属転移を伴っていた。基になる機構は,結晶場の間の相互作用とFeの3d軌道の電子分布の観点から説明した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 金属-半導体転移 ,  第一原理 ,  磁性半導体 ,  結晶場 ,  *モーメント ,  *磁気モーメント ,  *鉄 ,  バンドギャップ ,  電子分布 ,  低スピン状態 ,  軌道磁気モーメント ,  *スピン状態 ,  *鉄イオン
準シソーラス用語： 状態遷移 ,  スピンモーメント , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： その他の無機化合物の磁性  (BM06060P) ,  酸化物結晶の磁性  (BM06050E) ,  分子の電子構造  (BH05010Q) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： ニトリド ,  鉄 ,  鉄イオン ,  磁気モーメント ,  スピン状態