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J-GLOBAL ID：201702271174081348   整理番号：17A0492935

コミュニケーション:アルゴン中のプロトントラップ:プロトン結合アルゴン二量体の分光と理論とその溶媒和

Communication: Trapping a proton in argon: Spectroscopy and theory of the proton-bound argon dimer and its solvation

著者 (7件)： McDonald D. C. II (Department of Chemistry, University of Georgia, Athens, Georgia 30602, USA) ,  Mauney D. T. (Department of Chemistry, University of Georgia, Athens, Georgia 30602, USA) ,  Leicht D. (Lehrstuhl fuer Physikalische Chemie II, Ruhr-Universitaet Bochum, 44801 Bochum, Germany) ,  Marks J. H. (Department of Chemistry, University of Georgia, Athens, Georgia 30602, USA) ,  Tan J. A. (Institute of Atomic and Molecular Sciences, Academia Sinica, Taipei, Taiwan 10617, People’s Republic of China) ,  Kuo J.-L. (Institute of Atomic and Molecular Sciences, Academia Sinica, Taipei, Taiwan 10617, People’s Republic of China) ,  Duncan M. A. (Department of Chemistry, University of Georgia, Athens, Georgia 30602, USA)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 145  号： 23  ページ： 231101-231101-6  発行年： 2016年12月21日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： H⁺Ar_n形のイオン-分子錯体は,水素およびアルゴンを含むパルス放電超音速膨張において生成される。これらのイオンを分析し,リフレクトロン分光計で質量選択し,赤外レーザ光解離分光法で研究した。n=3-7錯体の赤外スペクトルは,900~2200cm^-1の領域に一連の強いバンドが特徴である。MP2/aug-cc-pVTZレベルでの計算研究は,これらの系の構造,結合エネルギー,赤外スペクトルを調べた。赤外線バンドの原因となる核イオンは,プロトン結合アルゴン二量体,Ar-H⁺-Arであり,これは過剰のアルゴンによって徐々に溶媒和される。非調和振動理論は,振動構造を再現することができ,対称アルゴン伸張の多重量子と組み合わせて,非対称プロトン伸張から生じると同定する。アルゴンの連続添加は,電荷がより多くの配位子に非局在化するので,プロトン振動をより低い周波数にシフトさせる。Ar-H⁺-Arコアイオンは5個のアルゴンの第1の溶媒和球を持つ。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *アルゴン ,  *赤外スペクトル ,  放射捕獲 ,  *分子化合物 ,  パルス放電 ,  赤外レーザ ,  光解離 ,  作用スペクトル ,  MP2法 ,  結合エネルギー ,  *溶媒和 ,  *二量体 ,  配位子 ,  中間体 ,  *アルゴン化合物 ,  延伸
準シソーラス用語： 陽子捕獲 ,  *分子錯体 ,  光解離スペクトル ,  振動構造 ,  伸張

分類 (1件)： 無機化合物の赤外・Ramanスペクトル(分子)  (BH06032B)

タイトルに関連する用語 (7件)： コミュニケーション ,  アルゴン ,  プロトン ,  二量体 ,  分光 ,  理論 ,  溶媒和