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J-GLOBAL ID:201702271780420897   整理番号:17A0045725

最近と将来的に潜在的なsunn pest(Eurygaster integriceps;半翅類キンカメムシ科)の分布のCLIMEXを用いたモデリング

Modelling the current and potential future distributions of the sunn pest Eurygaster integriceps (Hemiptera: Scutelleridae) using CLIMEX
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資料名:
巻: 72  号: 10  ページ: 1989-2000  発行年: 2016年10月 
JST資料番号: C0146B  ISSN: 1526-498X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景。sunn pest(Eurygaster integriceps;半翅類キンカメムシ科)は,アジア西部と東ヨーロッパにおける経済的に深刻な害虫である。本研究では,気候変動がその拡大をもたらす潜在的リスクの推定を行なった。最近の地球規模での分布を推定するために,ソフトウェアとしてCLIMEXを用いた。将来における潜在的な侵入は,2030年,2070年,および2100年についてのA1BとA2の排出条件で,全球気候モデル(GCM)であるSCIRO-Mk3.0(CS)とMIROC-H(MR)を用いて調べた。結果。sunn pestは乾燥もしくは温暖な気候の地域を好む。E.integricepsについての潜在的な地球上の地域は,北緯60度と70度の間の極地に及ぶと考えられる。これらのモデルの排出に関するシナリオでは寒冷ストレスの境界は後退するので,北ヨーロッパとカナダはsunn pestが侵入する危険に曝されると考えられる。しかし,降水が暑熱ストレスの増大に伴ってかなり減少すると予測される南アフリカと中央オーストラリアのように,現在では非常に適した地域が縮小すると予想される。結論。sunn pestの潜在的な地理的分布を推定してその気候上の限界を確認することは,管理上有用な情報を提供することになり,生物安全保障をあらかじめ考えて,害虫が侵入する新しい地域の予想により有害な経済的帰結を軽減することになる。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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昆虫・ダニによる植物被害 

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