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J-GLOBAL ID:201702273446806075   整理番号:17A0444174

ベトナムにおける環境水中の,いくつかのβ-ラクタム抗生物質の分解生成物,2-ヒドロキシ-3-フェニルピラジンの残基【Powered by NICT】

Residues of 2-hydroxy-3-phenylpyrazine, a degradation product of some β-lactam antibiotics, in environmental water in Vietnam
著者 (18件):
資料名:
巻: 172  ページ: 355-362  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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抗生物質耐性細菌は世界的に深刻な問題,環境への抗生物質の過剰使用と放電により部分的に原因となっている。アンピシリン(ABPC)は広く使われている抗生物質である。しかし,この化学はCa~2+とMg~2+のような二価カチオンを含む水中で急速に分解,環境水中のABPCの検出は困難である。本研究では,環境水中の,ABPCの分解生成物とABPC下部構造とβ-ラクタム抗生物質の一つである2-ヒドロキシ-3-フェニルピラジン(HPP)の存在を評価するために行った。環境水におけるHPPモニタリングのための分析法を液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析を用いて開発した。検体は水試料から抽出し,固相抽出カートリッジを利用して濃縮された。定量限界は1ngL 1~( 1)であった。25と125ngL 1~( 1)のスパイクした水試料からのHPP回収率は84.1及び86.1%であった。法は,ベトナムの河川,家庭池および水産養殖池からの98種の環境水試料中のHPP残留レベルを決定するために用いた。HPP残基は60試料で検出された。河川と家庭池におけるHPP検出率は42~79%であった。HPPは水産養殖池では検出されなかった。試料におけるHPP残留物濃度は1.3~413.3ngL 1~( 1)の範囲にあった。都市中心部を流れる河川中の残留レベルは他の試料採取地点のレベルより高かった。本研究の知見は,HPPは試料採取サイト周辺の環境にABPC構造を持つABPCとβ-ラクタム抗生物質の排出を評価するための有望なマーカーであることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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