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J-GLOBAL ID:201702274776582272   整理番号:17A0210552

ビタミンD欠乏における血中コレステロールの増加は,Insig-2/SREBP-2経路を介するビタミンD受容体活性の低下に関連する

Increase of circulating cholesterol in vitamin D deficiency is linked to reduced vitamin D receptor activity via the Insig-2/SREBP-2 pathway
著者 (17件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 798-809  発行年: 2016年04月 
JST資料番号: H0535A  ISSN: 1613-4125  CODEN: MNFRCV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ビタミンD欠乏の人では,血中コレステロールおよび心血管系疾患が増加する傾向にある。しかし,その機序は未だ明らかでない。横断的調査,動物研究およびインビトロ実験を行い,内因性コレステロール代謝に及ぼすビタミンD欠乏の影響および機序を検討した。著者らは,ビタミンD欠乏が,北部中国人において,血清総コレステロールおよび低密度リポ蛋白質コレステロールレベルの増加と正相関することを明らかにした。ビタミンD欠乏によるコレステロール濃度の増加は,異化の低下よりも,主にコレステロール生合成の促進によるものであった。ビタミンD欠乏下で,ビタミンD受容体(VDR)の転写活性は低下し,インスリン誘導性遺伝子-2(Insig-2)発現の低下,およびその結果として,ステロール調節エレメント-結合タンパク質2活性化のその阻害的役割の低下を導き,それに応じて3-ヒドロキシ-3-メチルグルタリル-CoAレダクターゼの発現が上昇した。ビタミンD3は,VDRの転写活性とInsig-2発現を維持することにより,ビタミンD欠乏によるコレステロール増加を防御した。以上,ビタミンD欠乏は,肝のコレステロール生合成を促進することにより,北部中国の人々における血中コレステロールの増加に関係し,これは,VDRの転写活性の低下に関連した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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ビタミンD  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
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