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J-GLOBAL ID:201702276651607201   整理番号:17A0407471

DyMnO_3の物理的性質に及ぼすDy部位での三価ビスマスイオン置換の役割【Powered by NICT】

Role of trivalent bismuth ion substitution at Dy site on the physical properties of DyMnO3
著者 (4件):
資料名:
巻: 695  ページ: 2959-2964  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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セラミック法で合成したDy_1 xBi_xMnO_3(x=0&0.1)の多結晶化合物をX線回折法とそれらの振動,輸送及び磁気特性研究によって特性化した。粉末X線回折データの精密化は両材料は,Pnma空間群の斜方晶系構造を示すことが分かった。ビスマス置換は結晶構造を保持しているが,MnO_6八面体内の結合角と結合長は,元の化合物,DyMnO_3と比較して変化した。b軸に沿ってマンガンイオン間の結合角はわずかに減少(1°)が,軸方向結合角は置換化合物における~3°まで増加した。希土類ジスプロシウムと酸素イオンの原子振動から生じるRamanバンドは室温Ramanスペクトルから同定されている。Bi~3+の10at.%の置換では,これらのモードは硬化した。輸送測定研究は,材料は小ポーラロンホッピング型伝導で半導体的であることを示した。ホッピングエネルギーはDyMnO_3の103.85meVからBi~3+置換DyMnO_3(Dy_0 9Bi_0 1MnO_3)98.52meVに減少した。dc磁化の温度依存性は,それぞれMn~3+とDy~3+イオンを含む反強磁性秩序に対応する39K,12K及び3.62K付近で異常を明らかにした。ac磁化率データの温度及び周波数変化は,dc磁化の結果を確証した。両化合物において,室温から下に10Kまでのいくつかの温度で測定した磁化対印加磁場曲線は常磁性性質を明らかにした線形挙動を示した。この挙動はMTデータと一致する磁気相関が存在しないことを示した。一方,ヒステリシスループは,それぞれDMO(傾斜ムーブアウト)及びDBMOの1520Oeと1365Oeの保磁力を有する~2Kを記録したM-Hデータで観察された。しかし,磁化は7×10~4Oeの磁場でも飽和しなかった。強磁性結合の起源は,超交換相互作用を単位セルにおける頂点酸素イオンによるDy~3+およびMn~3+イオン間の相関に帰することができる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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