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J-GLOBAL ID:201702276720607599   整理番号:17A0313077

13石炭試料中の細孔構造のフラクタル特性:石炭のフラクタル次元,細孔構造パラメータ,およびスラリー能力の間の関係【Powered by NICT】

Fractal characteristics of pore structures in 13 coal specimens: Relationship among fractal dimension, pore structure parameter, and slurry ability of coal
著者 (6件):
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巻: 149  ページ: 256-267  発行年: 2016年08月 
JST資料番号: A0298B  ISSN: 0378-3820  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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13種類の石炭試料中の細孔構造のフラクタル特性を調べた。石炭のフラクタル次元,細孔構造パラメータ,およびスラリー能力間の関係への洞察を提供した。77KでN_2吸着/脱着は,石炭の細孔構造の分析に適用した。0~0.45と0.45~1の相対圧力で二フラクタル次元,DとD,は,それぞれ,フラクタルFrenkel-Halsey-Hillモデルを用いて計算した。結果は,Dの値は主に比表面積に10nm~220nmの平均細孔サイズ範囲のメソおよびマクロ細孔の影響によって影響されることを明らかにした;,D-は石炭中のこれらのメソおよびマクロ細孔の表面粗さを定量的に記述するために利用することができる。一方,Dの値は主に全細孔容積に2nm~10nmの平均細孔サイズ範囲で細粒子メソ細孔の影響に関連している,D-は石炭中のこれらのメソ細孔の体積粗さを定量的に記述するために利用することができる。D-は石炭の細孔構造パラメータと最大固体負荷と共に見掛けの線形相関を持たず,D-は石炭の比表面積と総細孔容積と正の直線相関を示した。比表面積,全細孔容積,およびD-の増加は石炭のスラリー能に負の影響を持っている。高灰分含有量と低い揮発性物質と高位石炭は比較的高いDと低いD_を有していた。一方,石炭化度の増加と共に,D-は減少傾向を示した。石炭中の2nm~10nmの平均細孔サイズ範囲で細粒子メソ細孔は石炭の細孔構造パラメータとD-に直接影響を及ぼす石炭中のこれらのメソ細孔の数は,改質プロセスにより減少するならば,石炭のスラリー能は改善される可能性がある,マイクロ波照射水熱処理などを紹介した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
石炭の物理的・化学的処理  ,  炭素とその化合物 

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