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J-GLOBAL ID:201702277036099522   整理番号:17A0311184

バイオインフォマティクスと分子生物学解析に基づくカンキツ造粒と関連したマイクロRNAの同定【Powered by NICT】

Identification of microRNAs correlated with citrus granulation based on bioinformatics and molecular biology analysis
著者 (21件):
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巻: 118  ページ: 59-67  発行年: 2016年08月 
JST資料番号: W1912A  ISSN: 0925-5214  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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果汁嚢造粒は,柑橘類果実の収穫後損失をもたらした。このプロセスの基本的な機構は完全には理解されていないが,いくつかの以前の研究は,リグニン代謝と砂じょう粒状化の間の密接な関係を明確に示した。miRNAはいくつかの植物種におけるリグニン生合成を調節する標的遺伝子発現の主要な調節因子として証明されているが,カンキツ造粒におけるmiRNAの役割は,依然として不明であった。造粒におけるmiRNAの役割を評価するために,相同性探索ベース計算論的アプローチは,柑橘類におけるmiRNAを同定するために用いた,カンキツ属における12種の潜在的に報告されていないmiRNAが得られた。標的遺伝子の同定とアノテーションにより,二のmiRNAファミリー(miR397, miR828)はリグニン生合成経路に関与していることが示された。異なる造粒レベルでmiRNAの発現パターンはリアルタイム定量的逆転写PCR(qRT PCR)により調べた。結果は,CSi miR397およびN miR828の発現は負のカンキツ造粒に関連し,0.888と0.944の相関係数であったことを示した。qRT-PCRによるそれらの標的に関する更なる研究は,Cs6g06890.1とCs1g17590 1の発現は造粒に相関,相関係数0.917と0.963のと正に相関し,それぞれを明らかにした。miRNA,標的,リグニン含量および造粒度の発現間の相関分析CSi miR397/Cs6g06890.1とN miR828/Cs1g17590 1モジュールの可能性のある役割を示す内部リグニン活性の調節を介して造粒と相関した。本研究の結果は,転写後レベルでのカンキツ造粒に関係するリグニン過程の調節におけるmiRNAの基礎を築いた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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果実とその加工品  ,  菌類による植物病害 

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