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J-GLOBAL ID：201702277796639279   整理番号：17A0679933

Cordierite固溶体2MgO・2((1-x)Al₂O₃・xGa₂O₃)・5SiO₂の特性評価

著者 (3件)： 荻原俊夫 (足利工大 工) ,  野田佳雅 (足利工大 総合研究セ) ,  木村修 (足利工大 総合研究セ)
資料名： 足利工業大学総合研究センター年報  (Annual Review. Collaborative Research Center, Ashikaga Institute of Technology)
号： 16  ページ： 111-115  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： L5803A  資料種別： 年次報告 (Y)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： α-CordieriteのAl₂O₃をGa₂O₃で一部置換したGa固溶体,2MgO・2((1-x)Al₂O₃・xGa₂O₃)・5SiO₂(x=0~0.2)を固相反応法により合成し,その焼結条件並びに焼結体の機械的特性を評価した。x=0.3までの固溶体は1300°Cで単相として合成されたが,x=0.30以上では固溶せず固溶体は得られなかった。x=0.00~0.20までの出発混合物を1400°Cで仮焼,微粉砕して調製した粉末を30MPaで一軸成形した後,198MPaでCIP成形して作製した成形体を焼成して得られた各焼結体の密度は,組成によらず1400°Cで最大となり,相対密度98%前後の高密度焼結体を得ることができた。1390~1430°Cで焼結した試料の弾性率は172~193GPaであった。この値はGaの固溶量の増加とともに減少する傾向を示した。また,3点曲げ強度は76~129MPa,ビッカース硬度は7.6~7.9GPa,破壊靱性値は1.8~2.3MPam^1/2,平均熱膨張係数(RT~800°C)は1.5×10^-6/K~1.9×10^-6/Kであり,Gaの固溶量との相関は見られなかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *固溶体 ,  キャラクタリゼーション ,  押込硬さ ,  *機械的性質 ,  曲げ強さ ,  固相反応 ,  混合物 ,  焼結体 ,  相対密度 ,  熱膨張係数 ,  硬さ試験 ,  破壊靱性 ,  微粉砕 ,  *菫青石 ,  酸化マグネシウム ,  酸化アルミニウム ,  酸化ガリウム
準シソーラス用語： Vickers硬度 ,  曲げ強度 ,  高密度

分類 (1件)： 固体の機械的性質一般  (BL01021C)

タイトルに関連する用語 (3件)： 固溶体 ,  Al2O3 ,  特性評価