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J-GLOBAL ID:201702285397287520   整理番号:17A0448754

静的および動的CA貯蔵におけるリンゴ果実応答を解明するためのメタボロミクスアプローチ【Powered by NICT】

A metabolomics approach to elucidate apple fruit responses to static and dynamic controlled atmosphere storage
著者 (9件):
資料名:
巻: 127  ページ: 76-87  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1912A  ISSN: 0925-5214  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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低酸素プロトコルに基づく貯蔵条件に対するリンゴ果実の応答はそれらの遺伝的背景に依存する。低酸素下での代謝変化を特性化する一般的で多様なプロセスを明らかにするために,二種のリンゴ(Malus domestica)品種(「Granny Smith」,GS,および‘レッドデリシャス’,RD)の果実はGSとRD試料の貯蔵の200日と214日までの二種類の低酸素プロトコル(超低酸素,ULO,0.9kPa酸素で,およびクロロフィル蛍光に基づく動的CA,DCA CF,0.2~0.55kPa酸素)下で貯蔵した。統合メタボロミクスアプローチ(~1H NMR,GC-MS,HS-SPME-GC-MS分析)により,全130種の代謝産物(揮発性と不揮発性物質)が同定された。(117)大部分は両品種に共通;データの全セット(ULO+DCA CF)を比較した場合,95は両品種間で有意に異なり,,HS-SPME-GC-MSにより同定され,13種の揮発性化合物であったGSまたはRDに特異的であった。全データセットの多変量解析(PCA及びPLS)はGSとRD試料間を明確に識別することを可能にした。貯蔵条件はカテゴリー応答変数として用いた場合,この効果は貯蔵時間の大きな影響によって影が薄くなった低い割合説明された分散が得られた。4か月貯蔵後,RDは皮質のより顕著な代謝組成変化,おそらく熟成の進化を行った。ピルビン酸派生代謝産物(エタノール,アセトアルデヒド,乳酸,アラニン)の蓄積パターンを基にして,NAD~+を再生し,低酸素下でのエネルギー危機に対処するGSとRDにおける二つの主要な代謝再構成戦略であることを仮定することができた。GSは,窒素代謝の変化とエタノール発酵の限られた誘導を介してより顕著な応答を示したが,後者はULOとDCA CFの両方でRDで高度に誘導された。貯蔵条件にかかわらず,二品種のVOCプロファイル間で検出され,大きな違いが見られた。エチルエステルと2 メチルブチル誘導体はGSとRDリンゴ中の酸素レベルによる微細変調が出現した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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果実とその加工品 
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