抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・データ量の急増といった社会変化が急激に進む中にあって,知財政策立案に資するエビデンスの提供は急務であり,その質の向上も求められる。
・そこで,日米の既存の実証研究の成果を紹介しつつ,今後のエビデンスと政策の関係性について,以下の観点で考察。
・エビデンス・ベースの政策(EBP)立案:実証研究が提供する「エビデンス」。
・チーフ・エコノミスト・オフィスにおける分析(主要国の特許庁では実証分析手法に精通した研究者を外部から採用しチーフ・エコノミスト・オフィスを設立し,EBPの実践に取り組むなど)。
・特許制度のイノベーション促進効果に関する実証研究。
・特許制度の囚人のジレンマ的状況。
・EBPにおける実験経済学の可能性:公共財ゲームからの示唆。
・「まとめ」では,「公共財ゲームの実験からも有用な示唆は得られるが,本来は検討すべき政策に即した条件設定で実験を行うべきである」などとした。