抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
多峰性最適化問題における,従来の多点探索アルゴリズムは一つの最適解に収束する傾向にあるが,実問題への適用を考慮した時に複数の最適解及び局所解を探索する必要がある。多点探索アルゴリズムの中でも大域と局所の探索バランスに優れたBat Algortihmは探索する上で全個体の最良解を参照して移動するため,最終的に最適解に収束することから複数解を同時に探索することは困難である。本研究では各個体の探索領域を分割させるNiche Radiusを用いることで最適解だけでなく,局所解も同時に探索可能なBat Algorithmの構築をする。従来手法と提案手法の性能を比較するため,最適解と局所解の数が異なるパターンの多峰性関数を用いてシミュレーション実験を行った結果,全ての関数に対して従来手法は一つの最適解に収束していたが,提案手法では全最適解及び局所解を探索することができ,従来に対する変更点が有効であることを示した。(著者抄録)