特許

J-GLOBAL ID：200903014463473486

多段階凍結濃縮システム

発明者： 梁取 美智雄 ,  田口 洋治 ,  松原 幸治
出願人/特許権者： 国立大学法人 新潟大学 ,  株式会社新潟ティーエルオー
代理人 (1件)： 牛木 護
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-297999
公開番号（公開出願番号）：特開2006-110416
出願日： 2004年10月12日
公開日（公表日）： 2006年04月27日
要約：

【課題】 従来の凍結濃縮システムは、濃縮度を高める方法については十分な対策をしていなかった。 【解決手段】 冷凍部100、濃縮部200、希薄液収納部300から構成されているものであって、濃縮部200のタンク21内の原溶液24を、冷凍部100の製氷板4に散水しながら凍結濃縮をし、濃縮液22をタンク20内に貯め、砕氷14aを分離板23を介して希薄液収納部300のタンク40内へ移送して貯える。タンク20内に貯められた濃縮液22を、再度下方部のタンク21内へ落して、その後製氷板4外面に散水して凍結濃縮操作を行ない、濃縮度を高める。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

圧縮機と凝縮器と減圧機構と製氷板とが循環路で連結され、前記循環路内部に冷媒が封入されてなる冷凍部と、原溶液を貯める原溶液用タンクと、濃縮液を貯める濃縮液用タンクと、希薄液収納部と、前記原溶液及び/又は前記濃縮液を前記製氷板に流下させる散液手段と、前記製氷板で氷結した希薄氷を適宜脱氷させる脱氷手段と、前記濃縮液タンクに前記希薄氷の氷結により生じた前記濃縮液を移送すると共に、前記希薄液収納部に前記希薄氷を移送する分離手段とを備えたことを特徴とする多段階凍結濃縮システム。

IPC (4件)：

B01D 9/04 ,  A23C 1/06 ,  C02F 1/22 ,  F25C 1/12

FI (4件)：

B01D9/04 ,  A23C1/06 ,  C02F1/22 A ,  F25C1/12 Z

Fターム (6件)：

4B001BC04 ,  4B001BC07 ,  4B001CC01 ,  4D037AA11 ,  4D037AB11 ,  4D037BA21

引用特許：

出願人引用 (3件)

• 排水処理装置及び排水処理方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-197058   出願人：松下電器産業株式会社
• 凍結濃縮分離方法及び凍結濃縮分離装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-050916   出願人：富士写真フイルム株式会社
• 溶液の濃縮方法及び氷結晶の洗浄方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-139595   出願人：株式会社前川製作所

審査官引用 (4件)

• 溶液の溶媒分離濃縮方法とその装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-349380   出願人：株式会社前川製作所
• 特公昭47-021562
  
• 固液分離装置およびこれを備えた凍結濃縮システム
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-328237   出願人：三菱重工業株式会社
• 液状物の濃縮方法及び濃縮装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-313657   出願人：三菱重工業株式会社