抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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21世紀の科学技術の重点分野として,環境・エネルギー・ライフサイエンス・バイオ・通信・ナノテクノロジーがあげられ,有機誘電体・半導体材料や有機分子素子の役割の重要性が指摘されている。このような重点分野は学際的かつ国際的な連携で研究が急ピッチで進むと考えられているため,欧米は勿論のこと,台頭著しいアジア諸国の科学技術の動向を的確に把握する必要がある。このような背景から,本委員会では,韓国,中国,インドを中心とするアジア諸国における有機誘電性・機能性電気電子材料,すなわち有機誘電体・半導体・導電体・機能性材料や有機分子素子で構成される構造体の持つ性質と特徴の趨勢と次世代エレクトロニクスへの応用に関し,その地域に特有な文化も踏まえて研究動向の調査活動をすすめてきた。さらに,有機誘電体・半導体・導電体材料や有機分子素子材料の持つ性質と特徴を電気電子工学分野で活用するために必要となる工学体系として「有機分子素子工学」への展開を図ることをその目的とした。現在有機エレクトロニクス研究は,安価で柔軟な電子デバイスを基盤とする新しい工学技術であり,シリコンをはじめとする無機半導体を中心に発展してきたエレクトロニクスの世界が大きく変わろうとしている。本技術報告書は,以下に示す項目で構成されている。総論。第I編。アジア諸国との学術・研究交流。1章。中国・韓国との交流を中心として。2章。インドの社会環境と科学政策。3章。タイとの交流。第II編。次世代有機エレクトロニクス材料技術の研究動向。1章。有機薄膜作製技術とシミュレーションによる評価の試み。2章。有機電気電子材料中の電荷計測技術。3章。プリンテッド薄膜トランジスタ技術。4章。機能性液体の光学応用。5章。生体イオントロニクス。まとめ。本技術報告書は,有機誘電体・導電性電気電子材料研究のアジア諸国の動向を把握するうえで,関連領域の技術者・研究者に必読の書である。(著者抄録)