抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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最近,視線入力技術は,次世代のユーザインタフェースとして開発や普及が進んでおり,障害者福祉の分野でも注目されている。特に,病気や事故などによって,上下肢及び体幹機能を損失した人のパソコン操作に利用できるのではないかと,期待されている。しかし,今までキーボードやマウスなどを使ってパソコンを操作してきた人が,中途運動障害者になって,新しいインタフェースを用いてパソコンを操作するときに起こる,使いにくさ(精神的な負担や疲労感など)については検討されていない。本研究では,20代の学生,10名が病気や事故などによって,手足が不自由,発話ができない,最重度の中途運動障害者になった場合を想定して,キーボード・マウスを用いてパソコンを操作してきた人が,新しい入力装置である視線入力装置を用いて操作する時に起こる精神的な負担や疲労感などについて検討した。(著者抄録)