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J-GLOBAL ID:201902224623381210   整理番号:19A0006687

平成21年高等学校学習指導要領に対応した生物分野の教科書に見られる用語の研究

著者 (15件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 8-22  発行年: 2018年12月01日 
JST資料番号: X0663A  ISSN: 0287-119X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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平成21年3月に改訂された高等学校学習指導要領で設けられた科目「生物基礎」と「生物」では,科目の大枠を単元構成で,取り上げるべき内容は最低限の例示で示された(文部科学省2009)。その結果,教科書間にページ数や内容の差が生じ,教育現場に混乱をもたらした。日本生物教育学会が設置した生物教育用語検討委員会を引き継ぎ,2015年4月に日本学術振興会の科学研究費による「新学習指導要領に対応した生物教育用語の選定と標準化に関する研究」が組織され,本研究を行った。各社の教科書から,太字で表示された語句,索引語,見出し語,および明らかに生物の用語と見なせる語を用語として抽出した。教科書の単元ごとに用語が出現する代表的な1文,ないし1文節とともに出現ページと出現場所(本文か囲み記事か脚注かなど)の別をデータベースに記録した。用語の使用状況をデータベースにもとづいて分析するとともに,単元ごとの「用語」一覧にもとづいて「用語」の重要度を評価した。生物基礎では1226語(延べ1360語)を収集した。「生物」では1957語(延べ2643語)の「用語」を収集した。「生物基礎」でも「生物」でも1つの単元にしか出現しない「用語」が大半を占めていた。1つの単元で1社の教科書にのみ出現する「用語」も存在し,特に第一学習社の「生物基礎」(初版)では827語中144語が同じ単元で他社の教科書に出現しない「用語」であった。「用語」の重要度は,評価者の属性による差違が際立った。「生物基礎」と「生物」のいずれにおいても,大学教員が多くの「用語」に高校教員よりも高い評価を与える傾向が見られた。特に,「生物」の5つの単元(窒素代謝,バイオテクノロジー,減数分裂と受精,遺伝子と染色体,動物の発生)では大学教員が高校教員よりも高い評価を与える用語が存在した一方,その逆となった「用語」が存在しなかった。これは生物教育用語を選定しようとするとき,選定者の属性によって結果が異なることを示している。さらに,「用語」の表記に多くのゆらぎが見つかった。それらは漢字制限に起因するゆらぎ,略語や同義語,あるいは,視点の違いを反映した表記のゆらぎであった。表記のゆらぎを解消するための「用語」の一覧を作成し提案した。(著者抄録)
シソーラス用語:
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準シソーラス用語:
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分類 (1件):
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生物科学一般 
引用文献 (9件):
  • 石崎泰樹・丸山敬(訳)(2010)カラー図解 アメリカ版大学生物の教科書 第2巻 分子遺伝学(Sadava, D., H.C. Heller, G. H. Orians, W. K. Purves,& D. M. Hillis (2008)Life: The Science of Biology 8th ed. Sinauer Associates, Inc.)講談社.
  • 市石博(2011)新学習指導要領導入に伴って現場はどう変わるのか.日本生物教育学会第90回全国大会研究発表予稿集p.23.
  • 冬木隆・藤田剛志(2017)高等学校生物の教育内容の精選に関する研究-高校生の興味度と重要性の認知度に関する実態調査に基づいて-.千葉大学教育学部研究紀要 66(1):87-96.
  • 河合塾(2018)2018年度大学入試センター試験概況分析. https://www.keinet.ne.jp/topics/17/20180202.pdf(アクセス2018.11.7).
  • 文部科学省(2009)高等学校学習指導要領 解説 理科編.
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