特許
J-GLOBAL ID:200903062665721354

PID制御装置及びそのPID制御系の制御要素を設定する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鈴江 武彦 ,  和田 祐造 ,  須田 浩史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-006309
公開番号(公開出願番号):特開2007-188322
出願日: 2006年01月13日
公開日(公表日): 2007年07月26日
要約:
【課題】PID制御装置において目標サーボ帯域に亘って高速高精度での位置決めを実現する制御要素の決定方法を提供することにある。【解決手段】PID制御系の制御要素を設定する方法においては、制御対象の周波数応答特性が測定されてこの周波数応答特性に近似させたフィードバック制御系の2次遅れ系の伝達関数が特定される。制御対象を制御する制御器の伝達関数が比例、積分及び微分ゲイン係数を含む不完全微分型に設定され、制御器の伝達関数と前記制御対象との伝達関数の積で表される開ループ伝達関数が定められ、制御対象が有する共振特性を打ち消すように制御器の比例、積分及び微分ゲイン係数が求められ、制御器に設定される。【選択図】図10
請求項(抜粋):
制御対象の周波数応答特性を測定してこの周波数応答特性に近似させた制御対象の2次遅れ系の伝達関数を特定し、 前記制御対象を制御する制御器の伝達関数を比例、積分及び微分ゲイン係数(KP,KI,KD)を含む不完全微分型に設定し、 前記制御対象が有する共振特性を打ち消すように前記制御器の伝達関数と前記制御対象の伝達関数との積で表される開ループ伝達関数を下記式(8)に定め、この式(8)の関係となるように前記制御器の比例、積分及び微分ゲイン係数(KP,KI,KD)を前記不完全微分器に含まれるパラメータα、前記2次遅れ系の伝達関数に含まれるゲイン定数K、減衰率ζ及び固有角周波数ωn並びに前記開ループ伝達関数のパラメータL1を含む関係式で定め、
IPC (2件):
G05B 11/36 ,  G05D 3/12
FI (2件):
G05B11/36 D ,  G05D3/12 305V
Fターム (24件):
5H004GA02 ,  5H004GB15 ,  5H004HA07 ,  5H004HB07 ,  5H004HB08 ,  5H004JA03 ,  5H004JB01 ,  5H004KB02 ,  5H004KB04 ,  5H004KB06 ,  5H004KB22 ,  5H004LA02 ,  5H004LA11 ,  5H004MA15 ,  5H303AA22 ,  5H303BB01 ,  5H303BB06 ,  5H303CC02 ,  5H303DD01 ,  5H303FF03 ,  5H303HH04 ,  5H303KK02 ,  5H303KK03 ,  5H303KK04
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (2件)

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