研究者
J-GLOBAL ID:200901055387897973
更新日: 2024年10月20日
脇谷 草一郎
ワキヤ ソウイチロウ | Wakiya Soichiro
所属機関・部署:
職名:
室長
研究分野 (3件):
大気水圏科学
, 博物館学
, 文化財科学
研究キーワード (13件):
環境制御
, 遺跡の現地保存
, 風化
, 岩石
, 塩析出
, 乾湿繰り返し風化
, 磨崖仏
, 埋蔵環境
, 装飾古墳
, 熱水分同時移動解析
, 不飽和水分移動特性
, 露出展示保存
, 土質遺構
競争的資金等の研究課題 (20件):
- 2024 - 2028 博物館資料や包材から発生する有機酸、硫黄化合物等の放散量・影響調査と対策の検討
- 2024 - 2028 気候変動を考慮した自然室温下における文化財保存公開施設の環境制御方法に関する研究
- 2024 - 2027 遺跡を構成する多孔質材料の乾湿繰り返し劣化メカニズムの解明と劣化抑制手法の開発
- 2024 - 2027 劣化現象の機構論的理解に基づく出土鉄製文化財の展示環境条件の新提案
- 2023 - 2027 磨崖仏で過去に行われた保存対策の効果に関する定量的研究
- 2022 - 2025 古代壁画物理モデル構築に向けての探索的研究
- 2020 - 2022 X線CTを用いた多孔質材料内部の歪の分布測定と熱&水分移動・応力・歪連成解析
- 2019 - 2022 塩類風化が進行する遺跡構成材料からの効果的な脱塩方法の開発
- 2018 - 2021 歴史的組積造建物及び遺跡の塩類風化メカニズム解明と予防的保存対策の開発
- 2016 - 2019 埋蔵環境下における金属製遺物の現地保存法の開発
- 2015 - 2018 環境制御による古墳に繁茂する緑色生物の軽減法に関する研究
- 2015 - 2018 水蒸気移動を用いた出土鉄製文化財の新規脱塩法の開発
- 2014 - 2017 歴史的な組積造・石造建造物の塩害進行予測のための実態調査と基礎的実験
- 2014 - 2017 覆屋とその周辺地盤が露出展示遺構の劣化に及ぼす影響に関する検討
- 2013 - 2016 装飾古墳を安定に保存するための環境制御法の開発に関する研究
- 2010 - 2013 土質遺構の露出展示保存法の開発
- 2010 - 2012 土質遺構保存のための基礎的研究 ー動水勾配を利用した塩類析出抑制法の開発ー
- 2009 - 2011 ミリ波およびテラヘルツ波を用いた文化財の新たな非破壊診断技術の開発研究
- 2006 - 2008 打音試験法及びアコースティックエミッション法による石造文化財の劣化診断技術の開発
- 2006 - 2007 石造文化財と水に関する研究-溶出実験から捉えた化学的風化-
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論文 (52件):
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脇谷草一郎. 環境制御による遺跡現地保存法の検討. 文化財科学. 2024. 88. 69-74
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Kaori Fukunaga, Yoshimi Ueno, Chihiro Watanabe, Akinobu Yanagida, Soichiro Wakiya. Nondestructive Observation of Multilayered Paintings on a Single Canvas by THz Time-Domain Imaging and X-ray Fluorescence Elemental Mapping. Journal of Infrared, Millimeter, and Terahertz Waves. 2024
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Kazuki Ishikawa, Daisuke Ogura, Chiemi Iba, Nobumitsu Takatori, Soichiro Wakiya. Mechanical properties of wall soils for predicting damage to the substrate of Hiten wall paintings in the Horyu-ji Temple main hall caused by humidity fluctuation: Measurements with mock-up materials. JAPAN ARCHITECTURAL REVIEW. 2024. 7. 1
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Kazuki Ishikawa, Daisuke Ogura, Chiemi Iba, Nobumitsu Takatori, Soichiro Wakiya. Mechanical properties of white clay used as wall painting substrate material: measurement of strength and modulus of elasticity of simulated substrate material of wall paintings Hiten at Kondo, the main hall at Horyu-ji Temple. Heritage Science. 2023. 11. 1
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S. Fujii, S. Wakiya, A.Yanagida, T. Ishizaki. Optimizing exhibition methods for the remains in the Ichijodani Asakura Family Site Museum, Fukui Prefecture, Japan. Proceedings of SWBSS ASIA 2023. 2023. 315-318
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MISC (166件):
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磯村隆正, 髙取伸光, 小椋大輔, 酒井紘太郎, 脇谷草一郎. 数値解析による屋外文化財の塩類風化予測に関する研究 -塩の析出状態予測における材料内初期塩濃度の影響-. 日本文化財科学会第41回大会 研究発表要旨集. 2024. 338-339
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莊旺璋, 中川郷子, 吉村龍二, 脇谷草一郎, 高妻洋成. 史跡名勝瑞泉寺庭園における庭石の風化状況に関する調査(II). 日本文化財科学会第41回大会 研究発表要旨集. 2024. 336-337
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髙取伸光, 乙守倫太朗, 小椋大輔, 岡村知明, 高林弘実, 貴田啓子, 脇谷草一郎. 文化財建造物における障壁画の保存対策に関する研究 - 熱水分移動解析を用いた壁貼付け絵の亀裂抑制方法の検討-. 日本文化財科学会第41回大会 研究発表要旨集. 2024. 64-65
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柳田明進, 脇谷草一郎, 和田一之輔. 埋蔵時の鉄製遺物の腐食に及ぼすさび層の影響-古墳出土鉄製遺物のさび層の組成と構造. 日本文化財科学会第41回大会 研究発表要旨集. 2024. 314-315
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柳田明進, 脇谷草一郎, 渡邊緩, 末廣正芳, 迫田章人, 小峰彩椰. 海底遺跡出土鋳造鉄製遺物の埋蔵時の腐食と発掘後の劣化現象の検討. 日本文化財科学会第41回大会 研究発表要旨集. 2024. 62-63
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書籍 (3件):
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文化財をしらべる・まもる・いかす : 国立文化財機構保存・修復の最前線
アグネ技術センター 2022 ISBN:9784867070109
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月刊文化財
文化庁 2022
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水中遺跡ハンドブック
文化庁文化財第二課 2022
講演・口頭発表等 (199件):
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出土銅製品に施された塗膜の剥離メカニズムの検討(その3)-埋蔵環境が塗膜の変質に及ぼす影響-
(日本文化財科学会第41回大会 2024)
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漆喰下地に残存するアルカリが群青・緑青の変質に及ぼす影響 -初期pHの異なるCa(OH)2水溶液を用いた浸漬実験による検討-
(日本文化財科学会第41回大会 2024)
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木製遺物の保存処理における脱水工程 を要しない非水溶性薬剤含浸法の検討 -陽イオン界面活性剤を用いた新たな高級アルコール含浸法の可能性-
(日本文化財科学会第41回大会 2024)
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特別名勝一乗谷朝倉氏庭園の景石保存に関する研究- 景石の冬季養生方法の検討 -
(日本文化財科学会第41回大会 2024)
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海底遺跡出土鋳造鉄製遺物の埋蔵時の腐食と発掘後の劣化現象の検討
(日本文化財科学会第41回大会 2024)
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学歴 (2件):
- 2000 - 2005 京都大学大学院 人間・環境学研究科
- 1996 - 2000 京都大学 総合人間学部 自然環境学科
学位 (1件):
経歴 (8件):
- 2023/04 - 現在 京都大学 大学院人間・環境学研究科 客員准教授
- 2022/04 - 現在 九州大学 招聘講師
- 2020/04 - 現在 独立行政法人国立文化財機構 奈良文化財研究所 埋蔵文化財センター 保存修復科学研究室 室長
- 2014/09 - 2023/03 東北芸術工科大学 文化財保存修復研究センター 客員研究員
- 2018/04 - 2022/03 九州大学 非常勤講師
- 2016/04 - 2020/03 奈良文化財研究所 埋蔵文化財センター 主任研究員
- 2009/04 - 2016/03 奈良文化財研究所 埋蔵文化財センター保存修復科学研究室 研究員
- 2005/04 - 2009/03 奈良文化財研究所 企画調整部国際遺跡研究室 特別研究員
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委員歴 (20件):
- 2022/04 - 現在 International Congress on Deterioration and Conservation of Stones (ICDCS) Permanent Scientific Committee (PSC)
- 2022/04 - 現在 ICOMOS ISCS(国際石造物専門委員会)
- 2018/06 - 現在 古墳の復旧方法等に対する意見聴取委員会
- 2018 - 現在 日本文化財科学会 評議員
- 2017/11 - 現在 史跡ガランドヤ古墳保存整備委員会
- 2017/04 - 現在 日本建築学会 文化財の保存と活用のための熱湿気環境WG
- 2016/11 - 現在 出雲市荒神谷遺跡整備改修検討委員会
- 2016/06 - 現在 大分元町石仏保存整備委員会
- 2015/04 - 現在 唐津市教育委員会 肥前陶器窯跡保存整備検討委員
- 2014/02 - 現在 橿原市文化財審議会第1部会委員
- 2014/02 - 現在 鬼ノ岩屋古墳整備検討委員会
- 2011 - 現在 蓮ケ池横穴群保存整備専門委員会委員
- 2018/08 - 2021/03 大野窟古墳の復旧方法等に対する意見聴取委員会
- 2016/04 - 2018/03 土木学会 歴史的地盤遺跡の保全と活用に関する研究委員会
- 2016/12 - 2017/03 大規模震災における古墳の石室及び横穴墓等の被災状況調査の方法に関する検討委員会
- 2013/06 - 2017/03 日本建築学会 文化財の保存と公開における熱湿気環境 WG
- 2013/10 - 2014/03 史跡及び名勝飛鳥京跡苑池保存整備・活用検討委員会 専門部会
- 2011 - 2014 Geoengineering for Conservation of Cultural Heritage and Historical Sites国内委員会 国内委員
- 2012/02 - 2013/03 史跡東之宮古墳整備委員会調査専門部会委員
- 2010 - 2011 史跡造山古墳第五古墳石室・石障保存措置検討委員会
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所属学会 (5件):
ICOMOS ISCS (International Scientific Committee for Stone)
, イコモス国内委員会
, 日本建築学会
, 土壌物理学会
, 日本文化財科学会
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