研究者
J-GLOBAL ID:200901071259838242   更新日: 2024年09月02日

那須 昭夫

ナス アキオ | NASU Akio
所属機関・部署:
職名: 教授
研究分野 (2件): 日本語学 ,  言語学
研究キーワード (6件): 促音 ,  オノマトペ ,  アクセント ,  最適性理論 ,  音声学 ,  音韻論
競争的資金等の研究課題 (9件):
  • 2024 - 2027 標準日本語の地域的変種における中和指向型アクセント変化の動態記述
  • 2020 - 2024 音調中和過程の地域的多様性・特異性と新たな標準化の成立機序
  • 2017 - 2020 付属語音調変異の同時間的な動態記述と変異生成機序の解明
  • 2014 - 2016 促音節近傍におけるプロソディと象徴性の構成に関する研究
  • 2011 - 2013 オノマトペの語末特殊モーラの韻律機能特性に関する実証的研究
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論文 (39件):
  • 那須, 昭夫. サ変ナガラ節での音韻句の構成と音調中和. 音韻研究. 2024. 27. 51-68
  • 那須, 昭夫, 今田, 水穂, 菅野, 倫匡. 平板ナガラ節の起伏化にみる共通語アクセントの変異と地域的多様性:『日本語話し言葉コーパス』所収発話の分析. 音声研究. 2024. 27. 3. 77-91
  • 那須, 昭夫, 今田, 水穂, 文, 昶允, 田川, 拓海. 接尾辞「-方」を含む派生名詞でのアクセント変異-平板化率にみる地域差と母方言からの干渉-. 音声研究. 2022. 26. 1. 1-12
  • Nasu, Akio. Neutralization and paradigm simplification : Recent accentual variation in the cardinal numerals. 音韻研究. 2022. 25. 33-38
  • 今田, 水穂, 田川, 拓海, 文, 昶允, 那須, 昭夫. 「児童・生徒作文コーパス」に対する節境界ラベル付与. F1000 Research. 2021
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MISC (1件):
  • 那須 昭夫. 現代日本語での「の」と[ハツ]音の交替 : 音声上の特徴から見た撥音形の容認性に関する一傾向. 日本語と日本文学. 1996. 22. 24-35
書籍 (11件):
  • プロソディー研究の新展開
    開拓社 2022 ISBN:9784758923637
  • 音韻研究の新展開:窪薗晴夫教授還暦記念論文集
    開拓社 2017 ISBN:9784758922371
  • Handbook of Japanese Phonetics and Phonology
    Mouton de Gruyter 2015 ISBN:9781614512523
  • 音声学基本事典
    勉誠出版 2011
  • 音声学基本事典
    勉誠出版 2011
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講演・口頭発表等 (24件):
  • 平板ナガラ節の起伏化に見る地域的多様性
    (第36回日本音声学会全国大会 2022)
  • 接尾辞「-方」の音調変異にみる語長と母方言の影響
    (第16回音韻論フェスタ 2021)
  • 音調中和の進行動態と制御機序
    (東京音韻論研究会12月度例会 2019)
  • ソウダ節での音調中和にかかわる構造的・地域的要因
    (日本語学会2019年度秋季大会 2019)
  • 形容詞語幹の音調指定解釈
    (第14回音韻論フェスタ 2019)
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学位 (2件):
  • 博士(言語学) (筑波大学)
  • 修士(言語学) (筑波大学)
経歴 (6件):
  • 2011/10 - 現在 筑波大学 人文社会系 准教授
  • 2008/07 - 2011/09 筑波大学 大学院人文社会科学研究科 准教授
  • 2006/04 - 2008/07 筑波大学 大学院人文社会科学研究科 講師
  • 2002/01 - 2006/03 大阪外国語大学 外国語学部 助教授
  • 1999/01 - 2001/12 大阪外国語大学 外国語学部 講師
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委員歴 (7件):
  • 2022/04 - 現在 日本音声学会 音声学普及委員会
  • 2008 - 現在 筑波大学日本語日本文学会 庶務委員
  • 2008 - 現在 筑波大学日本語日本文学会 評議員
  • 2018/01 - 2021/03 日本音韻論学会 監事
  • 2016/09 - 2019/08 日本言語学会 広報委員会委員
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受賞 (1件):
  • 2024/09 - 日本音声学会 日本音声学会賞(優秀論文賞) 本論文は『日本語話し言葉コーパス』のうち言語情報が詳細に付与されていない非コア部分を利用し,独自に音声の抽出とラベリングを行った上で,アクセント変異の分布と地域差を調整発話頻度という話者間の頻度差を考慮した指標を用いて定量的に分析しており,方法論的な新規性と有効性に優れている。また,本論文は日本語アクセント,方言学,言語接触など様々な研究分野にとって重要な資料となりうるだけでなく,これらの領域の研究に大規模コーパスを活用できる可能性を示唆する発展性のある研究である。
所属学会 (5件):
日本音声学会 ,  日本音韻論学会 ,  日本語学会 ,  日本言語学会 ,  筑波大学日本語日本文学会
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