研究者
J-GLOBAL ID:200901087406482592
更新日: 2024年09月28日
井上 豪
イノウエ ツヨシ | Inoue Tsuyoshi
所属機関・部署:
職名:
教授
ホームページURL (1件):
https://yakubun.jp/index.html
研究分野 (5件):
生物物理学
, 構造生物化学
, 生体化学
, 基礎物理化学
, 生物分子化学
研究キーワード (6件):
生物物理学
, 工業物理化学
, 構造生物化学
, Biophysics
, Industorial Physical Chemistry
, Structural Biology
競争的資金等の研究課題 (44件):
- 2022 - 2025 クライオ電顕を用いた時分割構造解析による破傷風毒素の膜侵入機構解明
- 2018 - 2021 人工ビオチンにのみ結合する改変型ストレプトアビジンの分子設計
- 2018 - 2021 血液循環癌細胞の膜表面に特化したプロテオミクスによる抗体標的新規探索
- 2018 - 2020 がんの治療・診断に向けたmetamorphosis抗体分子の設計
- 2017 - 2020 開殻性を有する新規機能性分子の創成
- 2014 - 2019 医薬工連携による画期的診断システムの構築と心不全に対する新規診断法の開発
- 2016 - 2018 疾患特異的な表在性蛋白質の単離精製技術の開発と実証
- 2015 - 2018 ヒストンメチル化酵素SETDB1の酵素機能を制御する分子機構の解析
- 2014 - 2017 ホルモン非依存的前立腺がんにも有効な新規PCA-1阻害剤の探索合成
- 2013 - 2017 EBウイルスの潜伏感染の原因となる膜タンパク質LMP1の構造と機能相関の解明
- 2012 - 2017 生体酵素系に生成する感応性化学種の同定と機能解明
- 2012 - 2017 感応性化学種が拓く新物質科学
- 2010 - 2012 ヒト由来PGD合成酵素の金属イオンによる活性化機構解明のための中性子線構造解析
- 2009 - 2011 古細菌におけるチオレドキシン系抗酸化システムの解明
- 2006 - 2007 2008年に大阪で開催される第21回国際結晶学連合会議の学術プログラムの素案策定
- 2006 - 2007 マラリアを含む感染性病原虫由来の酵素阻害剤の開発とその作用機構の解明
- 2006 - 2007 超原子価硫黄原子を有する超分子複合体蛋白質による過酸化水素還元反応の制御機構解明
- 2004 - 2005 電子伝達蛋白質と超分子複合体を形成する亜硝酸還元酵素の構造と分子進化に関する研究
- 2004 - 2005 寄生虫由来プロスタグランジンF合成酵素の阻害剤開発とその作用機構の解明
- 2003 - 2004 スフィンゴ脂質シグナリング酵素の構造・機能生物学とその応用
- 2003 - 2004 改変PEPC遺伝子導入植物の作出を目指したC4光合成酵素の構造生物学
- 2003 - 2003 寄生原虫におけるプロスタグランジン合成酵素の分子生物学的解析と医薬品開発への応用
- 2002 - 2003 トリパノソーマにおけるプロスタグランジン生合成系の分子生物学的解析
- 2003 - 寄生虫由来の酵素の3次元立体構造の解明とその応用
- 2002 - 2002 寄生原虫におけるプロスタグランジン合成酵素の分子生物学的解析と医薬品開発への応用
- 2001 - 2002 ズッキーニ由来新規ブルー銅蛋白質マビシアニンのX線構造解析と分子進化に関する研究
- 2001 - 2002 トウモロコシなどC4植物における炭酸固定酵素の構造生物学的展開
- 2001 - 2001 超好熱始原菌由来転写関連因子TIPの転写調節機構解明
- 2000 - 2001 プロスタグランジンD合成酵素の結晶構造解析と阻害剤開発
- 2001 - プロスタグランジン合成酵素のX線構造を基にした医薬品開発
- 1999 - 2000 ラン薬由来の新規なプラストシアニンのX線構造解析および分子進化に関する研究
- 1998 - 2000 高活性型ルビスコの開発を目指した二酸化炭素固定の分子機構解明
- 1997 - 1998 耐pH高活性を備えた新種のプラストシアニンのX線結晶構造解析と構造機能相関
- 1998 - 炭酸固定酵素の構造と機能に関する研究
- 1998 - Structural analysis of prostaglandin for drug-discovery
- 1997 - 1997 β-バレル構造を有する10種のブルー銅蛋白質のX線精密構造と電子移動挙動との相関
- 1997 - 1997 X線構造解析の手法を用いた脳特異的カルシウム受容タンパク質S100の構造機能相関
- 1996 - 1996 X線構造解析の手法を用いた脳特異的カルシウム受容タンパク質S100の構造と機能相関
- 1995 - 1995 脱窒細菌の産出する新種のアズリンのX線構造解析と生体内電子伝達機構の解明
- 1993 - 1994 工場的利用をめざす二酸化炭素固定化酵素の構造-機能相関解析
- 1991 - 金属タンパク質のX線構造解析とその応用
- Studies on relationship between structures and functions of metalloproteins.
- Structural and functional Studies on Carbosylase (PEPC & RuBisCo)
- X-ray Structural Analysis of Metalloproteins and Application
全件表示
論文 (222件):
-
Itsuki Anzai, Junso Fujita, Chikako Ono, Yoichiro Kosaka, Yuki Miyamoto, Shintaro Shichinohe, Kosuke Takada, Shiho Torii, Shuhei Taguwa, Koichiro Suzuki, et al. Characterization of a neutralizing antibody that recognizes a loop region adjacent to the receptor-binding interface of the SARS-CoV-2 spike receptor-binding domain. Microbiology spectrum. 2024. e0365523
-
Yohta Fukuda, Masami Lintuluoto, Kazuo Kurihara, Kazuya Hasegawa, Tsuyoshi Inoue, Taro Tamada. Overlooked Hydrogen Bond in a Blue Copper Protein Uncovered by Neutron and Sub-Ångström Resolution X-ray Crystallography. Biochemistry. 2024. 63. 3. 339-347
-
Kanato Arita, Seina Yarimizu, Maiko Moriguchi, Tsuyoshi Inoue, Haruyasu Asahara. Synthesis of Zwitterionic Phospholipid-Connected Silane Coupling Agents and Their Hybridization with Graphene Oxide. Journal of Oleo Science. 2024. 73. 6. 857-863
-
Takahiro Noguchi, Keisuke Tachibana, Tsuyoshi Inoue, Takayoshi Sakai, Kazutake Tsujikawa, Yasushi Fujio, Yoshiaki Yamagishi, Shigeto Hamaguchi, Satoshi Kutsuna, Masuo Kondoh. Safety evaluation of MA-T after ingestion in mice. Toxicology,. 2023. 477. 153254-153254
-
Junso Fujita, Hiroshi Amesaka, Takuya Yoshizawa, Kota Hibino, Natsuki Kamimura, Natsuko Kuroda, Takamoto Konishi, Yuki Kato, Mizuho Hara, Tsuyoshi Inoue, et al. Structures of a FtsZ single protofilament and a double-helical tube in complex with a monobody. Nature Communications,. 2023. 14. 4073-4073
もっと見る
MISC (585件):
-
藤田純三, 牧野文信, 安齋樹, 山口圭史, 淺原時泰, 森口舞子, 永田佳代子, 前田亮太, 白川康太朗, 佐藤桂, et al. SARS-CoV2のSタンパク質とVHH抗体複合体の構造解析. 日本結晶学会年会講演要旨集. 2023. 2023
-
井上豪, 藤田純三, 牧野文信, 淺原時泰, 森口舞子, 熊野翔太, 安齋樹, 岸川淳一, 松浦善治, 加藤貴之, et al. 除菌消臭剤MA-Tの酸化制御技術を駆使したクライオ電顕用ツールの開発. 日本農芸化学会大会講演要旨集(Web). 2022. 2022
-
安齋樹, 藤田純三, 藤田純三, 小野慎子, 小野慎子, 小坂洋一郎, 宮本由紀, 七戸新太郎, 高田光輔, 梶田忠宏, et al. SARS-CoV-2抗体医薬開発に資する中和抗体の作用機序の分子基盤. 日本薬学会年会要旨集(Web). 2022. 142nd
-
福田庸太, 平野優, 井上豪, 玉田太郎. 中性子結晶構造解析が解き明かす酵素反応. 日本物理学会誌. 2022. 77. 2
-
福田庸太, 平野優, 日下勝弘, 井上豪, 玉田太郎. 中性子結晶構造解析による銅含有亜硝酸還元酵素の反応機構解明. 放射光. 2022. 35. 2
もっと見る
特許 (13件):
書籍 (2件):
-
コンピューターで薬を創ろう
株式会社化学同人 2009
-
Pharm stage = ファームステージ
技術情報協会 2001
講演・口頭発表等 (3件):
-
除菌消臭剤MA-Tの酸化制御技術を活用したクライオ電顕のツールの開発(II)
(第5回ファーマラボEXPO東京・アカデミックフォーラム 2023)
-
クライオ電顕による構造解析を加速化する修飾グラフェングリッド(EG-grid)の開発
(がん免疫関連の学会:血液疾患免疫療法学会 第15回学術集会 2023)
-
MA-T(要時生成型亜塩素酸イオン水溶液)の効果と展望~高い効果と安心・安全が両立した日本発の感染症対策
(第 97 回日本感染症学会総会・学術講演会・第 71 回日本化学療法学会学術集会 合同学会・ 共催ランチョンセミナー 2023)
Works (39件):
-
がん治療標的タンパク質とその特異的抗体との複合体のX線構造解析に関する研究
2010 -
-
国際バリューチェインによる創薬ターゲットタンパク質の阻害剤開発プログラム
2010 -
-
二酸化炭素固定化酵素の構造解析
2009 -
-
国際バリューチェインによる創薬ターゲットタンパク質の阻害剤開発プログラム
2009 -
-
溶液構造制御によるタンパク質結晶化技術の開発
2008 -
もっと見る
学歴 (4件):
- - 1994 大阪大学 応用精密化学専攻
- - 1994 大阪大学
- - 1989 大阪大学 応用精密化学
- - 1989 大阪大学
学位 (1件):
- (BLANK) (Osaka University)
経歴 (11件):
- 2018/11 - 現在 大阪大学大学院薬学研究科教授
- 2017/04 - 現在 大阪大学先導的学際研究機構,創薬サイエンス部門 副部門長,兼任
- 2019/01 - 2023/03 副理事(男女協働推進)
- 2008/04 - 2018/10 大阪大学大学院工学研究科教授
- 2012/12 - 2017/03 大阪大学未来戦略機構,創薬基盤科学研究部門(第六部門)副部門長,兼任
- 1999/04 - 2015/03 (財)大阪バイオサイエンス研究所 客員研究員
- 1999/04 - 2013/03 理化学研究所 構造生物物理 共同研究員
- 2002/01 - 2007/03 大阪大学工学研究科助教授
- 2001/11 - 2005/03 科学技術振興機構、さきがけ研究21兼務
- 1999/04 - 2001/12 大阪大学工学部講師
- 1994/04 - 1999/03 大阪大学工学部助手
全件表示
委員歴 (4件):
- 2017/10 - 現在 日本学術会議 連携会員
- 2015/04 - 現在 理化学研究所 ポスト「京」重点課題1 諮問委員会委員, 兼務
- 2009/04 - 2018/03 日本蛋白質科学会 理事, 執行役員等
- 2003/04 - 2018/03 日本結晶学会 評議員, 幹事等
受賞 (8件):
所属学会 (5件):
日本蛋白質科学会
, 日本生化学会
, 生物物理学会
, 日本結晶学会
, 日本化学会
前のページに戻る