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J-GLOBAL ID：200902203861542793   整理番号：09A0549139

水田土壌及び水稲における化学形態別ヒ素の動態に関する最近の研究動向(総説)

著者 (15件)： 荒尾知人 (農業環境技術研) ,  加藤英孝 (農業環境技術研) ,  牧野知之 (農業環境技術研) ,  赤羽幾子 (農業環境技術研) ,  鈴木克拓 (農業環境技術研) ,  天知誠吾 (千葉大) ,  山口紀子 (農業環境技術研) ,  高橋嘉夫 (広島大) ,  石川覚 (農業環境技術研) ,  川崎晃 (農業環境技術研) ,  松本真悟 (島根大) ,  前島勇治 (農業環境技術研) ,  村上政治 (農業環境技術研) ,  門倉雅史 (農研機構 食品総合研) ,  堀田博 (農研機構 食品総合研)
資料名： 農業環境技術研究所報告  (Bulletin of National Institute for Agro-Environmental Sciences)
号： 26  ページ： 91-103  発行年： 2009年03月31日 
JST資料番号： F0934B  ISSN： 0911-9450  CODEN： NKGHEW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ヒ素は環境における人間の健康に重大な影響を与える化学物質のひとつである。ヒ素の摂取の可能性は食物経由が大であり,主食である稲は穀物の中で最もヒ素の蓄積能力が高い。水稲にけるヒ素濃度の低減に向けた栽培管理法の開発が必要である。本稿はその開発研究の初めとして土壌中-水稲間におけ化学形態別のヒ素動態を取りまとめたものである。

シソーラス用語： 水田土 ,  *水稲 ,  化学的性質 ,  形態 ,  *ヒ素 ,  米 ,  *重金属汚染 ,  蓄積 ,  食品 ,  イネ ,  化学形態 ,  主食 ,  *環境汚染
準シソーラス用語： 食物 ,  水田土壌

分類 (2件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  土壌汚染  (FB04100T)

引用文献 (106件)：

• Abbas, M. H. H. and A. A. Meharg (2008): Arsenate, arsenite and dimethyl arsinic acid (DMA) uptake and tolerance in maize (Zea mays L.). Plant and Soil, 304, 277-289
• Abedin, M. J., M. S. Cresser, A. A. Meharg, J. Feldmann and J. Cotter-Howells (2002): Arsenic Accumulation and Metabolism in Rice (Oryza sativa L.). Environ. Sci. Technol., 36, 962-968
• Abedin, M. J., J. Feldmann and A. A. Meharg (2002): Uptake kinetics of arsenic species in rice plants. Plant Physiol., 128, 1120-1128
• Antonio, V. and P. Massimo (2002): Competitive sorption of arsenate and phosphate on different clay minerals and soils. Soil. Sci. Soc. Am. J., 66, 1788-1796
• 馬場浩司 (2009): 水、土壌中のヒ素化合物の化学形態別分析に関する総説. 日本土壌肥料学総説, 80, 印刷中

タイトルに関連する用語 (7件)： 水田土壌 ,  水稲 ,  化学形態 ,  ヒ素 ,  研究 ,  動向 ,  総説