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J-GLOBAL ID:200902214767824906   整理番号:09A0443050

示差寒天培地によるヒスタミン生成細菌の簡易迅速検出

Simple and rapid detection of histamine-forming bacteria by differential agar medium
著者 (6件):
資料名:
巻: 20  号: 10  ページ: 903-906  発行年: 2009年10月 
JST資料番号: W0246A  ISSN: 0956-7135  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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新しく開発したろ過法を用いてヒスタミン生成細菌(HFB)の簡易迅速検出を行った。この方法では海水を含む液体試料だけでなく,水産食品についてもオンサイトで分析できた。液体試料を10μm孔径膜フィルター(φ25mm)の上層および0.2μm孔径球状膜フィルター(φ25mm)の下層から成る2層ろ過システムを通してろ過した。水産食品の場合には無菌状態で試料を9容積(v/w)の殺菌塩水で均質化し,均質物およびその希釈物を2層システムでろ過した。その後2層膜フィルターを10mlの殺菌塩水ですすいだ。下層膜フィルターを,炭素源としてのヒスチジン(0.5%)およびpH指示薬としてのブロモチモールブルー(0.04%)を含む人工海水寒天平板培地(pH5.8)上に置き,35°Cで培養した。5時間の培養後に低層膜フィルター上の青色ハローコロニーとしてHFBを検出した。寒天培地における色の変化はHFBにより生産されたヒスタミンによるアルカリ性シフトに起因している。また青色ハローコロニーのヒスタミン生成能をヒスチジンブロス培地での35°C,24時間の延長させた培養により確認した。この簡単なろ過法はHFBを迅速に検出でき,水産加工ラインにおける危害分析および重要管理点制御(HACCP)システムを含む食品衛生に適用可能である。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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微生物検査法  ,  動物性水産食品 
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