抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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次世代高出力スイッチングデバイスとして期待されているGaN FETにはノーマリオフ動作が求められている。従来はノーマリオン型GaN FETと低耐圧Si MOS FETをカスコード接続することでノーマリオフ特性を得ていたが,今回,GaN FETのゲート電極下にリセスを形成し,かつ,ゲート電極にp型酸化物であるNiOxを用いることで,GaN FET単体で閾値電圧が約+1.0Vのノーマリオフ動作を実現した。本ゲート構造を適用したゲート電極幅157mmの大電流動作GaN FETにおいて,破壊耐圧800V以上,オン抵抗72mΩを得た。このノーマリオフ型GaN FETとGaN SBDを搭載したインバータは,従来のIGBTインバータと比較して,高効率な特性を示すことを確認した。(著者抄録)