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J-GLOBAL ID:200902226249547484   整理番号:09A1187701

既存薬の新しい分子標的の予測

Predicting new molecular targets for known drugs
著者 (19件):
資料名:
巻: 462  号: 7270  ページ: 175-181  発行年: 2009年11月12日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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薬剤は選択性をもつことが意図されているが,それらの少なくとも一部は複数の生理的標的に結合し,これにより副作用や薬効が説明される。薬剤と標的の組み合わせは多数存在するので,可能性のある相互作用をコンピューターを使って探索することは有用であろう。今回我々は,米食品医薬品局(FDA)承認薬および治験薬3,665種類と数百種類の標的について,それぞれの標的をそれに結合するリガンドに基づいて限定したうえで比較解析した。薬剤とリガンド群の化学的類似性から,何千もの予想外の会合が予測された。そのうち,輸送体阻害剤プロザック(Prozac)のβ<sub>1</sub>受容体の拮抗作用,イオンチャネル薬Vadilexの5-ヒドロキシトリプタミン(5-HT)輸送体阻害作用,および酵素阻害剤レスクリプタ(Rescriptor)のヒスタミンH<sub>4</sub>受容体の拮抗作用など,30例について実験的検証を行った。全部で23例の新たな薬剤-標的の会合が確認され,そのうちの5例は強力であった(<100nMでも親和性を示す)。N,N-ジメチルトリプタミン(DMT)については,複数のセロトニン受容体との生理的関連性がノックアウトマウスで確認された。こうした化学的類似性による手法は体系的かつ包括的であり,多くの薬剤の副作用や新規適応症を示唆できる可能性がある。Copyright Nature Publishing Group 2009
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分類 (2件):
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分子・遺伝情報処理  ,  薬物の研究法 
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