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J-GLOBAL ID：200902227242618471   整理番号：09A0365661

日本の下の三次元P-及びS-波速度構造

Three-dimensional P- and S-wave velocity structures beneath Japan

著者 (18件)： NAKAMURA Masaki (Meteorological Res. Inst., Tsukuba, JPN) ,  YOSHIDA Yasuhiro (Meteorological Res. Inst., Tsukuba, JPN) ,  ZHAO Dapeng (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  TAKAYAMA Hiroyuki (Meteorological Res. Inst., Tsukuba, JPN) ,  OBANA Koichiro (Japan Marine Sci. and Technol. Center, Yokosuka, JPN) ,  KATAO Hiroshi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KASAHARA Junzo (Univ. Tokyo, Bunkyo, JPN) ,  KANAZAWA Toshihiko (Univ. Tokyo, Bunkyo, JPN) ,  KODAIRA Shuichi (Japan Marine Sci. and Technol. Center, Yokosuka, JPN) ,  SATO Toshinori (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  SHIOBARA Hajime (Univ. Tokyo, Bunkyo, JPN) ,  SHINOHARA Masanao (Univ. Tokyo, Bunkyo, JPN) ,  SHIMAMURA Hideki (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  TAKAHASHI Narumi (Japan Marine Sci. and Technol. Center, Yokosuka, JPN) ,  NAKANISHI Ayako (Japan Marine Sci. and Technol. Center, Yokosuka, JPN) ,  HINO Ryota (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  MURAI Yoshio (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  MOCHIZUKI Kimihiro (Univ. Tokyo, Bunkyo, JPN)
資料名： 地震予知研究センター研究成果集  (Annual Reports of Research Center for Earthquake Prediction)
号： 18  ページ： 174-195  発行年： 2009年03月 
JST資料番号： J1066A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日本列島上の永久観測点とともに,日本海及び太平洋中の一時的な観測点において記録された多数の到着時に地震トモグラフィーを適用して,日本の下の三次元P-及びS-波速度構造を決定した。その結果,今まで以上に正確な地震画像を得た。南西本州では地殻及び最上部マントルが,活火山の分布に対応して,日本の他の地域よりもより弱い不均質性を示す。縞のような不均質が沈み込む太平洋スラブ上に存在する。太平洋スラブ中の低地震活動度地域に対応した相対的低速度帯は,地域周囲でスラブがちぎれているあるいは薄い可能性のあることを示唆する。四国,紀伊半島,及び東海下の沈み込むフィリピン海プレートに伴う非火山性深部微動が高Vp,高Vs,及び低Vp/Vs比の帯に起こらないことはスラブの脱水過程によって生成した流体の存在を反映しているかもしれない。

シソーラス用語： トモグラフィー ,  *火山 ,  *地震活動度 ,  スラブ ,  脱水 ,  フィリピン海スラブ ,  太平洋スラブ
準シソーラス用語： 脱水過程 ,  *地震波走時トモグラフィー

分類 (1件)： 地震の物理的性質  (DC03050H)

タイトルに関連する用語 (2件)： 日本 ,  波速度