文献
J-GLOBAL ID:200902230907041570   整理番号:09A0301543

音色の音高依存性を考慮した楽器音の音高操作手法

An Analysis-and-synthesis Approach for Manipulating Pitch of a Musical Instrument Sound Considering Pitch-dependency of Timbral Characteristics
著者 (6件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 1054-1066  発行年: 2009年03月15日 
JST資料番号: Z0778B  ISSN: 1882-7837  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本稿では,ある音高を持つ楽器音をもとにして,音色の歪みを抑えながら任意の音高を持つ楽器音を合成する手法について述べる。我々は音色の聴感上の差に関する音響心理学的知見に基づき,楽器音のスペクトログラム上で観察される音色特徴量として,(i)倍音ピーク間の相対強度,(ii)非調波成分の分布,(iii)時間方向の振幅エンベロープの3つを定義する。まず,もとになる楽器音の音色特徴量を分析するため,糸山らの調波・非調波統合モデルを用いて楽器音を調波構造と非調波構造に分離する。音高操作時には,特徴量(i),(ii)の音高依存性を考慮しなければならない。そのため,音高に対する特徴量を3次関数で近似し,所望の音高における特徴量の値を予測する。32種類の楽器に対して音高操作を試みたところ,音高依存性を考慮しない場合と比べて合成音と実際の楽器音との距離が,スペクトル距離尺度では64.70%,MFCC距離尺度では32.31%減少し,手法の有効性が確かめられた。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
楽器音響  ,  音響の励起・発生 
引用文献 (25件):
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る