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J-GLOBAL ID:200902235670247995   整理番号:08A0735689

大気環境アセスメントにおける特殊気象条件下の拡散予測条件

Calculation Conditions of Dispersion under Unique Meteorological Conditions for Atmospheric Environmental Impact Assessment
著者 (2件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 498-504  発行年: 2008年07月20日 
JST資料番号: S0796A  ISSN: 0388-9459  CODEN: KAGIDX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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経済産業省原子力安全・保安院は,2007年に「発電所に係る環境影響評価の手引」を改訂した。その際,大気質に関して,参考手法として特殊気象条件下の予測を加えた。本報告では,逆転層形成時,内部境界層発達によるフュミゲーション発生時をとりあげ,アセスメントでこれらに係る拡散予測を行うときの計算条件について検討した。前者については逆転層下端高度,後者については内部境界層の厚さを決める比例係数が重要な計算パラメータになる。これらのパラメータ値については高層気象観測を実施して設定する事例があるが,通常は,高層気象観測を実施しないで過大予測になる条件を設定する。過大予測になる条件では,一般環境大気測定局の観測値から考えて現実的でない大気汚染物質の高濃度が計算される。そこで,発電所周辺の大気環境モニタリングデータの解析と拡散計算の感度解析を合わせて行うことにより,アセスメントで用いる合理的なパラメータ値を推定した。その結果,逆転層下端高度として有効煙突高,内部境界層の厚さを決める比例係数として6が適切であることがわかった。(著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (3件):
分類
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気圏環境汚染  ,  局地循環,気流  ,  発電一般 
引用文献 (10件):
  • 資源エネルギー庁編. 発電所に係る環境影響評価の手引. 1999
  • 経済産業省原子力安全・保安院. 発電所に係る環境影響評価の手引. http://www.nisa.meti.go.jp/8_electric/assessment/document/tech_info.html. 2007
  • 関東経済産業局. 有害大気汚染物質に係る発生源周辺における環境影響予測手法マニュアル (経済産業省-低煙源工場拡散モデル : METI-LIS). 2001
  • 海上保安庁. 海洋速報&海流推測図. http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KANKYO/KAIYO/qboc/index.html. 2006
  • 公害研究対策センター編. 窒素酸化物総量規制マニュアル. 2000
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