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J-GLOBAL ID：200902252378702764   整理番号：09A0847410

各種N′-置換基を持つN-メチルイミダゾリウムカチオン添加による変性リゾチーム折畳み期間での凝集及び折畳み速度制御の成功

Successful Control of Aggregation and Folding Rates during Refolding of Denatured Lysozyme by Adding N-Methylimidazolium Cations with Various N′-Substituents

著者 (4件)： YAMAGUCHI Satoshi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  YAMAMOTO Etsushi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  TSUKIJI Shinya (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  NAGAMUNE Teruyuki (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Biotechnology Progress  (Biotechnology Progress)
巻： 24  号： 2  ページ： 402-408  発行年： 2008年03月 
JST資料番号： A0966B  ISSN： 8756-7938  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 各種N′-置換基を持つN-メチルイミダゾリウムカチオンの疎水性特性が変性リゾチーム凝集及び折畳みの両方に及ぼす影響を詳細に調べた。前に報告したものに比較して変化の大きいN′-置換基を持つN′-置換N-メチルイミダゾリウムカチオンを用い,各種N′-置換N-メチルイミダゾリウムクロライド溶液中での蛋白質折畳み速度パラメータ,凝集速度定数(k_A)及び折畳み速度定数(k_N)を定量的に調べた。N′-置換基の疎水性増加が蛋白質凝集速度を選択的に減少した。N′-アルキル鎖長がN′-オクチル又はN′-ドデシル鎖に増加するとk_A値が劇的に減少し,k_N値が非常に小さいにも係わらずk_Aに対するk_Nの比率が増加して折畳み収率が増加した。N′-置換N-メチルイミダゾリウムクロライドの化学構造を調整することによって変性リゾチーム折畳み期間での凝集及び折畳み速度の制御に成功した。

シソーラス用語： *置換基効果 ,  *リゾチーム ,  *タンパク質 ,  *凝集 ,  パラメータ ,  反応速度定数 ,  鎖長効果 ,  *窒素複素環化合物 ,  脂肪族カルボン酸 ,  脂肪酸
準シソーラス用語： *N′-置換N-メチルイミダゾリウムクロライド ,  凝集速度定数 ,  折畳み速度定数 ,  *蛋白質凝集 ,  蛋白質折畳み ,  反応速度パラメータ ,  *変性蛋白質

分類 (1件)： 酵素一般  (EB09010D)

物質索引 (7件)： 1-メチル-3-イソブチル-1H-イミダゾール-3-イウム ,  1-メチル-3-エチル-1H-イミダゾール-3-イウム ,  1-メチル-3-ブチル-1H-イミダゾール-3-イウム ,  1-メチル-3-プロピル-1H-イミダゾール-3-イウム ,  1-メチル-3-ペンチル-1H-イミダゾール-3-イウム ,  オクチル酸 ,  ドデシル酸

タイトルに関連する用語 (7件)： 置換基 ,  変性 ,  リゾチーム ,  折畳み ,  凝集 ,  速度制御 ,  成功