抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,地球温暖化に対応するため,さまざまな分野でCO
2排出量の削減に向けた努力がなされている。食に関した部門でのCO
2対策も重要な要素として注目されている。食材の生産・輸送・調理・廃棄におけるCO
2の排出量,特に調理によるCO
2の排出削減の可能性について,これまでの研究をまとめた。食材の生産,輸送,調理及び廃棄によるCO
2排出量の算出,調理方法と調理量によるCO
2排出量の違いなどについて述べた。また美味しさとCO
2排出量,モデルメニューにおける調理によるCO
2排出量について説明した。食の持続可能性を実現させるためには,食品の機能や価値を向上させつつ,環境負荷を低減させることが必要条件となるだろう。