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J-GLOBAL ID:200902266767080508   整理番号:09A1117930

ISSのMAXIミッション: 全天X線撮像を監視すための科学と装置

The MAXI Mission on the ISS: Science and Instruments for Monitoring All-Sky X-Ray Images
著者 (33件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 999-1010  発行年: 2009年10月25日 
JST資料番号: G0279A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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全天X線監視装置(MAXI)ミッションは,国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟-船外実験プラットフォーム(JEM-EFまたはKibo-EF)に取り付けられた初めての天文観測装置である。この装置は広域視野の2種類のX線スリットカメラと,2~30keVのエネルギー範囲をカバーするガス比例計数管と0.5~12keVのエネルギー範囲をカバーするX線CCDカメラからなる2種類のX線検出器を持つ。MAXIは数100個の活動銀河核を監視することができるために既存の如何なるX線全天監視装置よりも更に強力である。最適観測条件のもとでの現実的シミュレーションは,MAXIがISS軌道の1周回の間(90分)の観測で約20mCrab(2~30keVのエネルギー帯域で約7×10-10ergcm-2s-1),1日の観測で約4.5mCrab,及び1週間の観測で約2mCrabのX線源の全天撮像を提供することを示唆する。MAXIの最終的検出能は2年間で約0.2mCrabになることができ,これはMAXI視野の線源混入限界(confusion limit)に匹敵する。MAXIの目的は,1)X線新星と暫時約(トランジェント)X線源についてコミュニティに警報し,2)X線源の長期変動性を監視し,3)変光天体の多波長観測のシミュレーションを実行し,4)不偏X線源カタログを作成し,5)拡散宇宙X線放射,特に,0.5keVまでの軟X線を良いエネルギー分解能で観測することである。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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宇宙線起源  ,  宇宙線・天体物理観測技術 
引用文献 (76件):
  • Abdo, A. A., et al.2008, Science, 322, 1218
  • Aharonian, F., et al.1997, A & A, 327, L5
  • Barthelmy, S. D., et al.2008, Astronomer’s Telegram, 1676
  • Brandt, W. N.,& Hasinger, G.2005, ARA & A, 43, 827
  • Burrow, D.2009, in Proc. Astrophysics with All-Sky X-Ray Observations-3rd international MAXI Workshop, ed. N. Kawai, T. Mihara, M. Kohama,& M. Suzuki, JAXA-SP-08-014E (Chofu, Tokyo: JAXA), 228
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