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J-GLOBAL ID:200902267548738650   整理番号:09A1224341

セロデキストリンホスホリラーゼを用いる試験管内での高秩序化セルロースIIの合成

Synthesis of highly ordered cellulose II in vitro using cellodextrin phosphorylase
著者 (6件):
資料名:
巻: 344  号: 18  ページ: 2468-2473  発行年: 2009年12月14日 
JST資料番号: B0929A  ISSN: 0008-6215  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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天然セルロース系物質に比べて高均質構造を有する設計どおりのセルロース系物質を,試験管内セルロース合成がもたらすことが期待される。セロデキストリンホスホリラーゼ(CDP)により,グルコース及びα-グルコース1-ホスファート(αG1P)から高結晶化度セルロースIIを,酵素的に合成した。グルコースはCDPのグルコシルアクセプタとしては作用しないと信じられているけれども,グルコースをαG1P及びCDPと混合する時に,かなりの量の不溶性セルロースが可溶性セロ少糖類の蓄積無しに析出した。この現象を,グルコースとセロ少糖類とのアクセプタ反応性の大きな違いによって解釈した。1H-NMR解析によると,この不溶性セルロースの平均重合度(DP)は9であった。TEM観察,電子回折及びX線回折研究によると,不溶性セルロースはセルロースIIの小板形状単一ラメラ結晶を形成した。このラメラ結晶の長さは数μm及び幅は数百nmであり,報告されているセルロース結晶に比べて大きかった。ラメラ結晶の厚みは,4.5nmであり,DP=9のセロ少糖類の鎖長に等しく,1H-NMRスペクトルの結果と一致した。これらの結果によると,グルコースをアクセプタとして用いるときに,CDPにより試験管内で平均DP=9のセロ少糖類が生成した。そして,その生成物は析出する時に高結晶化度セルロースIIを形成した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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少糖類  ,  酵素一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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