抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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火山性地殻変動の様式や履歴を解明し,それらからマグマの貫入様式をモデル化することにより,将来の噴火時の地殻変動による被害の範囲を予測することを目的とした。有珠山全体にわたって,1)文献調査,2)地形判読,3)地形・地質調査,4)物理探査,5)トレンチ・ピット調査を行った。その結果,次の事項が明らかになった。A)有珠山における有史以降の噴火は地殻変動を伴うものであり,今後の噴火でも地殻変動を伴う可能性が非常に高い。B)地殻変動は火口形成位置に拘わらず北麓における既存の断層を繰返し変位させて北麓地域(洞爺湖温泉~壮瞥温泉)を湖側へ押し出してきた。