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J-GLOBAL ID：200902289664787654   整理番号：09A0168597

β2ミクログロブリン断片のアミロイド線維のレーザー光線照射による破壊

Destruction of Amyloid Fibrils of a β₂-Microglobulin Fragment by Laser Beam Irradiation

著者 (8件)： OZAWA Daisaku ,  YAGI Hisashi ,  BAN Tadato (National Inst. Advanced Industrial Sci. and Technol., Osaka, JPN) ,  KAMEDA Atsushi ,  KAWAKAMI Toru ,  NAIKI Hironobu (Univ. Fukui) ,  NAIKI Hironobu (JST-CREST, Fukui, JPN) ,  GOTO Yuji
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 284  号： 2  ページ： 1009-1017  発行年： 2009年01月09日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 透析アミロイドーシスで観察されるβ2ミクログロブリンのアミロイド線維の破壊を目指した。β2ミクログロブリンの22残基K3断片で線維を形成させた。線維に結合したチオフラビンT(ThT)の蛍光強度で線維形成をモニターした。その後,中性pHでThTを波長442nmのレーザーで励起すると,形成された線維が断片化された。この破壊は酸素存在下で促進された。詳しい解析によれば,励起されたThTから基底状態の酸素分子にエネルギーが移動して活性酸素を生じ,その結果HisやTyrが化学修飾されていた。この結果から,レーザー照射はアミロイド線維の破壊法になることが示された。

シソーラス用語： *β2ミクログロブリン ,  レーザ照射 ,  蛍光体 ,  活性酸素 ,  アミノ酸配列 ,  分子励起 ,  ヒト ,  蛍光顕微鏡 ,  *アミロイドーシス ,  血液透析 ,  治療法 ,  全反射蛍光顕微鏡 ,  *透析アミロイドーシス

分類 (2件)： 原因不明の疾患・その他の疾患一般  (GD07010X) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

物質索引 (1件)： チオフラビンT

タイトルに関連する用語 (5件)： β2ミクログロブリン ,  断片 ,  アミロイド線維 ,  レーザー光線照射 ,  破壊