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J-GLOBAL ID:200902297328603319   整理番号:09A0009999

エピラクトースのプレバイオティクな種々の性質

Prebiotic Properties of Epilactose
著者 (10件):
資料名:
巻: 91  号: 12  ページ: 4518-4526  発行年: 2008年12月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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牛乳中には加熱した後でも少量のエピラクトースが含まれるが,この生物学的な活性については未だ明らかになっていない。本研究の目的は,ラクトースからRuminococcus albus由来のセロビオース2-エピメラーゼの作用によって容易に合成されるエピラクトースの動物実験での腸内細菌,胆汁酸代謝,糖負荷後の血糖等の生物学的活性について評価することである。4.5%のエピラクトースまたはフルクトオリゴ糖の食餌補強は,ウィスター系STラットの盲腸壁重量,盲腸量を増加させ,盲腸のpHを低下させ,総嫌気性細菌数を増加させた。LactobacillusとBifidobacterium数が無添加の対照に比べて多かった。16SrRNAのクローンライブラリー解析結果は,ClostridiumやBacteroidesなどの有害な細菌の増殖を誘導していないことを示した。またエピラクトースは,フルクトオリゴ糖同様に胆汁酸の一次産物から大腸癌のプロモーターと考えられている二次産物への変換を阻害した。更にエピラクトースの経口投与は,ddYマウスにおいて血糖上昇を抑制した。以上の結果は,エピラクトースが明らかにプレバイオティックスの作用を持つことを示唆した。
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分類 (4件):
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酵素一般  ,  乳製品  ,  食品の化学・栄養価  ,  生物学的機能 
タイトルに関連する用語 (2件):
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