特許
J-GLOBAL ID:200903000008192613

酸素センサ用ヒータの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 光石 俊郎 ,  光石 忠敬 ,  田中 康幸 ,  松元 洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-058949
公開番号(公開出願番号):特開2007-240169
出願日: 2006年03月06日
公開日(公表日): 2007年09月20日
要約:
【課題】酸素センサが、非活性状態にあるのか活性状態にあるのかを、明確に判別して良好な空燃比制御をする。【解決手段】加熱用の電気ヒータ12が備えられた酸素センサ11には、オフセット電圧印加回路20によりオフセット電圧Voffを印加している。このため、酸素センサ11から出力されるセンサ電圧Vsがオフセット電圧Voff以上になったら、酸素センサ11の温度が活性温度以上になったと判定でき、このときには、電子制御ユニット14は、センサ電圧Vsを基に、燃料状態(リーンまたはリッチ)を判定して良好な空燃比制御をすることができる。また、センサ電圧Vsがオフセット電圧Voff未満であるときには、酸素センサ11の温度が活性温度未満であると判定でき、このときには、電子制御ユニット14は、スイッチング素子13のデューティーを大きくして電気ヒータ12に流す電流値を増加し、酸素センサ11を活性化させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内燃機関に接続された排気管に備えられると共に、活性温度以上になると排気ガスの酸素濃度に応じたセンサ電圧を出力する酸素センサと、 前記酸素センサに備えられており、バッテリ電圧が印加されるとともに接地側にスイッチング素子が接続され、前記スイッチング素子がデューティー制御されることにより流れる電流値が制御される電気ヒータと、 前記酸素センサの接地側に接続されており、前記酸素センサにオフセット電圧を印加するオフセット電圧印加回路と、 前記センサ電圧が入力されており、入力されたセンサ電圧がオフセット電圧以上であるときには、前記酸素センサの温度を活性温度以上に保持するように、前記スイッチング素子のデューティー制御をして前記電気ヒータに流れる電流値を調整し、入力されたセンサ電圧がオフセット電圧未満であるときには、前記電気ヒータに流れる電流値が、センサ電圧がオフセット電圧以上であるときに前記電気ヒータに流す電流値よりも大きな予め決めた電流値となるように、前記スイッチング素子のデューティー制御をする電子制御ユニットと、 を有することを特徴とする酸素センサ用ヒータの制御装置。
IPC (1件):
G01N 27/409
FI (1件):
G01N27/58 B
Fターム (6件):
2G004BJ02 ,  2G004BJ03 ,  2G004BK04 ,  2G004BL08 ,  2G004BL19 ,  2G004BM04
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (3件)
  • 空燃比センサのヒータ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-164568   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 特開昭62-103566
  • 空燃比検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-182533   出願人:株式会社ユニシアジェックス, 日産自動車株式会社

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