特許
J-GLOBAL ID:200903000018127356

クラッチ温度推定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-021321
公開番号(公開出願番号):特開2002-168270
出願日: 2001年01月30日
公開日(公表日): 2002年06月14日
要約:
【要約】【課題】 温度センサを用いることなく低コストでありながら、実クラッチ温度に近いクラッチ温度情報を得ることができるクラッチ温度推定装置を提供すること。【解決手段】 クラッチ回転速度差とクラッチ伝達トルクにより電子制御クラッチに加わる入力エネルギを算出する入力エネルギ算出手段と、算出された入力エネルギの大きさに応じ、時間の経過と共に上昇したり下降したりするクラッチ温度の変動を予測し、この温度変動予測に基づいてクラッチ推定温度を算出するクラッチ推定温度算出手段と、を備えた。
請求項(抜粋):
駆動系に設けられ、滑り締結を含む締結制御が行われる駆動系クラッチの温度を推定するクラッチ温度推定装置において、前記駆動系クラッチの入出力軸間の相対回転速度差を検出するクラッチ回転速度差検出手段と、前記駆動系クラッチを介して伝達される駆動トルクを推定するクラッチ伝達トルク推定手段と、前記クラッチ回転速度差とクラッチ伝達トルクにより前記駆動系クラッチに加わる入力エネルギを算出する入力エネルギ算出手段と、算出された入力エネルギの大きさに応じ、時間の経過と共に上昇したり下降したりするクラッチ温度の変動を予測し、この温度変動予測に基づいてクラッチ推定温度を算出するクラッチ推定温度算出手段とを備え、入力エネルギの判断しきい値を加算判断基準値として設定し、前記入力エネルギ算出手段により算出された入力エネルギが設定された加算判断基準値以上かどうかを判断するクラッチ温度加減判断手段を設け、前記クラッチ推定温度算出手段を、入力エネルギが加算判断基準値以上であると判断された場合には、その時のクラッチ推定温度に温度上昇量を加算し、また、入力エネルギが加算判断基準値未満であると判断された場合には、その時のクラッチ推定温度に温度下降量を減算することでクラッチ推定温度を算出する手段としたことを特徴とするクラッチ温度推定装置。
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (4件)
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