特許
J-GLOBAL ID:200903000044198148

自動車用の流体力学的結合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹沢 荘一 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-533838
公開番号(公開出願番号):特表平10-503002
出願日: 1996年05月10日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】この流体力学的結合装置は、ほぼ横方向に延びる壁(2)を有し、この壁の中心にガイドリング(6)が取り付けられ、ピストン(9)が、このガイドリング(6)に沿って軸方向に変位自在であり、ガイドリングおよび横方向壁(2)と共に外側がディスク(10)および摩擦シール(11)(111)によって構成された容積可変形チャンバー(30)を構成し、摩擦シールが、ピストン(9)とディスク(10)との間、更にディスク(10)と横方向壁(2)との間にそれぞれクランプされるようになっている各摩擦シール(11)(111)が、少なくとも1つのいわゆる冷却溝(80)(180)および1つ以上の溝(80)(180)を有し、これらの溝が、ディスク(10)の回転方向に従う螺旋内で各摩擦シール(11)(111)の外周部または内周部まで延びており、1つの摩擦シールから別の摩擦シールに交互に分散されている。本発明は自動車に有効である。
請求項(抜粋):
駆動シャフトに結合されるようになっており、横方向に配置された壁(2)の中心に締結されるガイドリング(6)を支持するほぼ横方向に配置された壁(2)と、ガイドリング(6)に沿って軸方向に移動できるようシールされた状態で取り付けられており、ピストン(9)とディスク(10)との間、およびディスク(10)と横方向壁(2)との間にそれぞれグリップされるようになっている摩擦ライナー(11)(111)およびディスク(10)により外側の境界が定められた容積可変形チャンバー(30)を、前記リング(6)と前記横方向壁(2)と共に構成するピストン(9)とを備え、各摩擦ライナー(11)(111)がディスク(10)およびピストン(9)から成る要素、およびディスク(10)と横方向壁(2)から成る要素のうちの1つに固定され、ピストン(9)と横方向壁(2)との間に摩擦ライナーがグリップされ、各摩擦ライナー(11)(111)には、冷却溝である少なくとも1つの溝(80)(180)が設けられている、特に自動車用の流体力学的結合装置であって、 前記溝(80)(180)が、ディスク(10)の中心に対してずれたほぼ円弧の形状をしており、各摩擦ライナー(11)(111)の外周部から内周部に延び、ディスク(10)の回転方向に巻かれた螺旋の一部をほぼ構成し、冷却溝(80)(180)が、1つの摩擦ライナー(11)(111)と他の摩擦ライナー(11)(111)との間で交互に離間され、かつ他の摩擦ライナー(11)(111)の溝(180)が開始する位置にて、摩擦ライナーが終端していることを特徴とする、流体力学的結合装置。
引用特許:
審査官引用 (14件)
  • 特表平7-502326
  • 特表平7-501387
  • 特開平2-102963
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