特許
J-GLOBAL ID:200903001104053019

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小川 勝男 ,  田中 恭助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-117830
公開番号(公開出願番号):特開2006-299806
出願日: 2005年04月15日
公開日(公表日): 2006年11月02日
要約:
【課題】スクロール圧縮機において、弁と弁座部との衝突音を低減して静粛性に優れ、しかも開閉手段のシール性能を向上して信頼性の高いものとすること。【解決手段】密閉容器内に備えられた圧縮機構部は、吸込室9と、圧縮室10と、旋回スクロールの背部を固定スクロール4側に押圧するための背圧室30と、吸込室9または圧縮室10と背圧室30とを連通する背圧孔18aと、背圧孔18aを開閉する開閉手段とを備える。開閉手段は、背圧孔18aに設けられ且つ弁座面を有する弁座部と、この弁座部の弁座面に当接して背圧孔を開閉する背圧弁24Aとを備える。弁座部は、背圧孔18aを構成する部材4と別部材で且つ背圧弁24Aの衝突に対するクッション性を有すると共に耐熱性・耐油性に優れたシール部材24Aで形成されている。【選択図】図4
請求項(抜粋):
密閉容器内に圧縮機構部及びその駆動源を備え、 前記圧縮機構部は、前記密閉容器の外部より導いた流体を一時的に蓄える吸込室と、固定スクロールおよび旋回スクロールのそれぞれの鏡板に直立する渦巻状ラップを互いに噛合わせて形成する圧縮室と、前記圧縮室で圧縮された流体を前記密閉容器内に吐出する吐出口と、前記旋回スクロールの背部を前記固定スクロール側に押圧するための背圧室と、前記吸込室または前記圧縮室と前記背圧室とを連通する背圧孔と、前記背圧孔を開閉する開閉手段とを備えるスクロール圧縮機において、 前記開閉手段は、前記背圧孔に設けられ且つ弁座面を有する弁座部と、この弁座部の弁座面に当接して前記背圧孔を開閉する背圧弁とを備え、 前記弁座部は、前記背圧孔を構成する部材と別部材で且つ前記背圧弁の衝突に対するクッション性を有すると共に耐熱性・耐油性に優れたシール部材で形成した ことを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (1件):
F04C 18/02
FI (1件):
F04C18/02 311P
Fターム (5件):
3H039AA06 ,  3H039AA12 ,  3H039BB02 ,  3H039CC30 ,  3H039CC31
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • スクロール圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-264042   出願人:株式会社日立製作所
  • 密閉形スクロール圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-264053   出願人:株式会社日立製作所
  • 特公昭62-197684号公報
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審査官引用 (6件)
  • スクロール圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-114288   出願人:株式会社日立製作所
  • 弁プレート構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-008471   出願人:エルジー電子株式会社
  • 圧縮機の弁装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-066219   出願人:三洋電機株式会社
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