特許
J-GLOBAL ID:200903001142045208

ガス濃度の測定方法及び複合ガスセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 祥泰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-342217
公開番号(公開出願番号):特開平11-072477
出願日: 1997年11月26日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 サンプルガス中のNOx濃度と空燃比とを同時に測定するガス濃度の測定方法及びこの測定に用いることができる複合ガスセンサを提供すること。【解決手段】 ポンプセル21と,検出セル31,センサセル41とよりなり,検出セル31には第一電流計321と電源329とを備えた検出回路32が接続され,ポンプセル21には第二電流計221と可変電源229とを備えたポンプ回路22が接続され,センサセル41には第一電圧計421を備えたセンサ回路42が接続されてなる。これを使用し,第一電圧計421の検出値が一定値に保持されるよう可変電源229を制御して,第一電流計321に基づいてNOx濃度を測定すると同時に第二電流計221に基づいて空燃比を測定する。
請求項(抜粋):
少なくとも一部が酸素イオン導電性の固体電解質基板によって形成された基準ガス室及びサンプルガス室と,該サンプルガス室にサンプルガスを導入するためのサンプルガス導入路と,上記サンプルガス室内に面した固体電解質基板の一つの面及び他の面に設けた一対の電極からなり,上記サンプルガス室内の酸素ガスを排出するか,あるいはサンプルガス室内へ酸素ガスを導入するためのポンプセルと,上記サンプルガス室内に面した固体電解質基板の一つの面及び上記基準ガス室内に面した固体電解質基板の一つの面に設けた一対の電極からなり,上記サンプルガス室内のNOx濃度を検出する検出セルと,上記サンプルガス室内に面した固体電解質基板の一つの面及び上記基準ガス室内に面した固体電解質基板の一つの面に設けた一対の電極からなり,上記サンプルガス室内の酸素濃度を検出するセンサセルとよりなると共に,上記検出セルには第一電流計と電源とを備えた検出回路が接続され,上記ポンプセルには第二電流計と可変電源とを備えたポンプ回路が接続され,更に,上記センサセルには第一電圧計を備えたセンサ回路が接続されてなる複合ガスセンサを使用し,上記第一電圧計の検出値が一定値に保持されるよう可変電源を制御することにより,上記第一電流計の検出値に基づいてサンプルガス中のNOx濃度を測定すると同時に,上記第二電流計の検出値に基づいてサンプルガス中の空燃比を測定することを特徴とするガス濃度の測定方法。
IPC (2件):
G01N 27/419 ,  G01N 27/416
FI (4件):
G01N 27/46 327 N ,  G01N 27/46 321 ,  G01N 27/46 327 G ,  G01N 27/46 331
引用特許:
審査官引用 (5件)
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