特許
J-GLOBAL ID:200903001257877657

強度-伸びバランスおよび疲労特性に優れる高張力溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小川 順三 ,  中村 盛夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-045929
公開番号(公開出願番号):特開2004-256836
出願日: 2003年02月24日
公開日(公表日): 2004年09月16日
要約:
【課題】自動車部品用素材として十分な強度-伸びバランスと疲労特性に優れる高張力溶融亜鉛めっき鋼板を得る。【解決手段】C:0.05〜0.25mass%、Si:1.0mass%以下、Mn:0.5〜3.0mass%、Al:2.0mass%以下、SiとAlの合計が0.4〜2.0mass%の成分組成を有し、鋼組織が、主相であるフェライトとベイナイトやマルテンサイトなどの低温変態相を含む組織で構成され、低温変態相中に占めるベイナイトの比率が80%以上である鋼板を素材とし、この鋼板を700〜950°Cで5〜120sec保持する焼鈍後、5°C/sec以上で500°C以下にまで冷却する最終焼鈍を行った後、溶融亜鉛めっき処理あるいはさらに合金化処理を施した後、300°Cまで5°C/sec以上で冷却することにより、主相であるフェライトと体積率で3%以上の残留オーステナイトおよび低温変態相とからなる複合組織で構成され、前記残留オーステナイトはその70%以上がアスペクト比:0.2〜0.4である鋼板を得る。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
C:0.05〜0.25mass%、Si:1.0mass%以下、Mn:0.5〜3.0mass%、Al:2.0mass%以下を含み、かつSiとAlの合計が0.4〜2.0mass%で、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、鋼板組織が、主相であるフェライト、体積率で3%以上の残留オーステナイト、および低温変態相とからなる複合組織で構成され、かつ前記残留オーステナイトはその70%以上がアスペクト比:0.2〜0.4のものである鋼の表面に、溶融亜鉛めっき層が形成されてなることを特徴とする強度-伸びバランスおよび疲労特性に優れる高張力溶融亜鉛めっき鋼板。
IPC (7件):
C22C38/00 ,  C21D9/46 ,  C22C38/06 ,  C22C38/38 ,  C23C2/02 ,  C23C2/06 ,  C23C2/28
FI (7件):
C22C38/00 301T ,  C21D9/46 J ,  C22C38/06 ,  C22C38/38 ,  C23C2/02 ,  C23C2/06 ,  C23C2/28
Fターム (36件):
4K027AA02 ,  4K027AA23 ,  4K027AB02 ,  4K027AB28 ,  4K027AB42 ,  4K027AC12 ,  4K027AC72 ,  4K027AC73 ,  4K027AE11 ,  4K027AE12 ,  4K027AE18 ,  4K027AE27 ,  4K037EA01 ,  4K037EA02 ,  4K037EA05 ,  4K037EA06 ,  4K037EA09 ,  4K037EA11 ,  4K037EA15 ,  4K037EA16 ,  4K037EA17 ,  4K037EA19 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EA31 ,  4K037EA32 ,  4K037EA36 ,  4K037EB09 ,  4K037EB11 ,  4K037EB12 ,  4K037FJ05 ,  4K037FJ06 ,  4K037FK02 ,  4K037FK03 ,  4K037GA05
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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