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J-GLOBAL ID:200903001320106909

後輪操舵装置の制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-113619
公開番号(公開出願番号):特開平6-298105
出願日: 1993年04月15日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】電源部も独立して二系統制御とした後輪操舵機構制御システム。【構成】図1は後輪操舵機構のモータ18が前輪操舵に合わせて制御される後輪操舵装置の制御系をブロック図で、車両のバッテリー10から二つのラインでメイン電源11、サブ電源15へつながれ、各CPUはお互いの制御系統の電源部11、15の状態を監視し合って判定フラグを出し、また後輪操舵に必要な各センサーの信号を入力して演算を行い、後輪の操舵信号を出力する。操舵信号を受けた比較部で判定フラグを基に正常か否かを判定を踏まえ、正常であれば制御信号をモータ駆動手段へ送る。操舵方向は二系統の信号を並列にすることで安全性を高めている。異常な制御系統の信号は抑制され、操舵は中立位置に戻される。即ち電源部も独立にした二系統の制御システムでそれぞれ相手の電源を監視しつつ制御することで電源系統の異常に対するフェイルセーフが確立できる。
請求項(抜粋):
操舵ハンドルの操舵に応じて後輪操舵の駆動方向および駆動トルクを決定して後輪操舵駆動部を制御する制御装置が主系統、副系統独立に設置されている後輪操舵装置の制御システムにおいて、前記主系統に設置されたメイン電源と前記副系統に設置されたサブ電源とで、それぞれ独立した電源部からなる電力供給手段と、前記主系統の主演算部と前記副系統の副演算部がお互い他の系統の電源部を監視する電源監視手段と、前記電源監視手段によって、いずれか一方の前記電源部が異常の際には、後輪操舵を中立位置に戻す制御とするフェイルセーフ手段と、前記主演算部および前記副演算部それぞれが独自に演算して制御指示を出力する制御指示手段と、二つの前記制御指示を比較する制御比較手段と、前記制御比較手段で決定された最終指示を受けて後輪操舵を行う後輪操舵駆動手段とを有することを特徴とする後輪操舵装置の制御システム。
IPC (2件):
B62D 5/04 ,  B62D 7/14

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