特許
J-GLOBAL ID:200903001380623279

電動パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-079378
公開番号(公開出願番号):特開2006-256550
出願日: 2005年03月18日
公開日(公表日): 2006年09月28日
要約:
【課題】 電動機を駆動して電動機パワーをステアリング系に付与する場合に、有効な微少電流か断線であるかを弁別して確実に断線検知ができるような電動パワーステアリング装置を提供する。【解決手段】 断線検知手段32は、電動機8に流れるQ軸電流IQが所定の電流閾値以下であって、かつ電動機8に印加するQ軸電圧VQが所定の電圧閾値以上である状態が所定の時間継続された場合に、電動機8に接続される3相ラインのうちいずれかのラインが断線していると判定し、電動機駆動手段13を停止させてフェールセーフモードに入る。また、断線検知手段32は、道路の車線と車両の位置関係を確認して、その位置関係を適正に保つように目標電流を補正するレーンキープモードでは、Q軸電圧が所定の電圧閾値以下であって、かつQ軸電流が所定の電流閾値以下である場合は、レーンキープモードであると判断して電線検知を行わない。これによって、僅かな操舵力のアシストを行えばよいので微少電流で電動機8を制御することができる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
操舵入力の大きさに基づいて目標電流を算出してステアリング系にモータパワーを付与するブラシレスモータを駆動制御する制御手段を有し、 前記制御手段が、界磁電流のベクトル方向をD軸としたとき、そのD軸に直交するベクトル方向をQ軸とする2相回転磁束座標で表わされるベクトル制御によって前記ブラシレスモータの制御を行う電動パワーステアリング装置であって、 前記ブラシレスモータに流れるQ軸電流が所定の電流閾値以下であり、かつ、前記ブラシレスモータに印加されるQ軸電圧が所定の電圧閾値以上である異常検知エリア状態が所定の時間継続されたとき、または前記異常検知エリア状態を検出したカウント数の積算値が所定値以上のとき、前記ブラシレスモータに接続される複数ラインのうち、少なくとも1つのラインが異常であると検知する異常検知手段を備える ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
IPC (1件):
B62D 5/04
FI (1件):
B62D5/04
Fターム (8件):
3D233CA02 ,  3D233CA03 ,  3D233CA13 ,  3D233CA16 ,  3D233CA20 ,  3D233CA21 ,  3D233CA31 ,  3D233MA05
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (2件)

前のページに戻る