特許
J-GLOBAL ID:200903003694962666

半導体装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 宮井 暎夫 ,  伊藤 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-377601
公開番号(公開出願番号):特開2006-222414
出願日: 2005年12月28日
公開日(公表日): 2006年08月24日
要約:
【課題】HFETのノーマリオフモード化およびImax向上を同時に達成し、さらにgmの向上およびゲートリーク電流の低減を行う。【解決手段】基板11の動作層12上にノーマリオフモード化に最も寄与するゲート電極直下で薄い障壁層13を保ち、同時に、高いImaxを実現するためにゲート-ソース間、ゲート-ドレイン間で半導体層17により障壁層13を厚くすることを可能とする構成とする。障壁層の厚さが一様に設計されたFETと比較して、ノーマリオフモード化とImax向上を達成できる。さらにゲート電極16と障壁層13との間に、障壁層よりも高い誘電率を持つ絶縁膜18を挿入してgmの向上とゲートリーク電流の低減が実現される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
動作層となる第1のIII族窒化物半導体層を形成した基板と、前記第1のIII族窒化物半導体層の上に形成されて障壁層として作用する1層もしくは多層からなる第2のIII族窒化物半導体層と、前記第2のIII族窒化物半導体層上のゲート形成領域のみ形成されない第3のIII族窒化物半導体層と、前記第3のIII族窒化物半導体層上に形成されソースとして作用する第1の電極と、前記第3のIII族窒化物半導体層上に形成されドレインとして作用する第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極間の前記第2および第3のIII族窒化物半導体層上に形成された絶縁膜層と、前記絶縁膜層上に形成され前記第1の電極と前記第2の電極間を流れる電流を制御する第3の電極(ゲート)とを備え、 前記第2のIII族窒化物半導体層はAlを有するものであり、前記第1の電極に対して前記第3の電極に電圧を加えない状態で前記第3の電極直下における前記第1のIII族窒化物半導体層表面の伝導帯下端のエネルギーがその場所のフェルミエネルギーよりも高くなるよう制御された、厚さおよびAl組成比を有することを特徴とする半導体装置。
IPC (4件):
H01L 29/812 ,  H01L 29/778 ,  H01L 21/338 ,  H01L 29/78
FI (3件):
H01L29/80 H ,  H01L29/78 301B ,  H01L29/80 Q
Fターム (35件):
5F102FA01 ,  5F102GB01 ,  5F102GC01 ,  5F102GD01 ,  5F102GD10 ,  5F102GL04 ,  5F102GM04 ,  5F102GM07 ,  5F102GM08 ,  5F102GN04 ,  5F102GQ01 ,  5F102GR04 ,  5F102GT03 ,  5F102GV06 ,  5F102GV07 ,  5F102GV08 ,  5F102HC01 ,  5F102HC15 ,  5F140AA05 ,  5F140AA06 ,  5F140AA24 ,  5F140AA29 ,  5F140BA09 ,  5F140BB18 ,  5F140BD01 ,  5F140BD04 ,  5F140BD05 ,  5F140BD07 ,  5F140BD11 ,  5F140BD13 ,  5F140BF01 ,  5F140BF05 ,  5F140BF07 ,  5F140BF08 ,  5F140BJ01
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
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